【出雲駅伝直前】駒澤大学・藤田敦史監督 1区・桑田駿介(1年)は「絶対の自信を持って配置」 ~レース前日取材
――1区(桑田駿介、1年)、5区(島子公佑、2年)の選手配置にはどんな意図が?
「(桑田は)外さない選手なので、絶対の自信を持って1区は配置をしました。島子に関しては初めての駅伝出走、彼らの学年(2年生)では初めて三大駅伝を走ることになります。夏から順調に練習を積んで、7月、9月と2回5000mの自己記録を更新して駒澤の厳しい練習を全部乗り越えてきた選手なので、今回私は彼に期待をして5区に自信を持って配置しました。その期待にぜひ応えてほしいなと思いますね」
――山川拓馬選手(3年)はあえて黒田(朝日、青山学院大3年)選手にぶつけたとおっしゃってましたね。
「それだけの力がついている選手だと私は思うので、だからゆくゆくは(箱根駅伝の)2区とかそういうところで勝負できるように、今回もそういうレースを期待したいなと思って配置しました」
――”逆転の出雲”と言われますけれども、アンカーの篠原(倖太朗、4年、キャプテン)選手の時点で、先頭と何秒差であればと考えていますか?
「本人は30秒と言っていました。『30秒あれば逆転できます』と。他の選手たちがそれに甘えないことですね」