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友人をエリアトラウトデビューさせてみたら入れ食い堪能でどハマり【大阪・千早川マス釣り場】

TSURINEWS

ニジマスゲット(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

普段はライトゲームを楽しむ友人を、管理釣り場デビューに誘ってみた。訪れたのはお馴染みの千早川マス釣り場。スプーンやクランクベイトを駆使し、巻きの釣りやレンジキープのテクニックを学びながら、初挑戦で見事20匹以上を釣り上げる結果に!エリアトラウトならではの繊細さや、放流直後の入れ食いの楽しさに友人も満足。次回釣行が待ち遠しい一日となった。

友人がエリアトラウトデビュー

何度も寒波がやってきてライトゲームもアジからメバルへ移行しはじめている。そんな季節の移り変わりの中で、普段はライトソルトを中心にしている友人を「巻きの釣りを楽しめる」「新しいテクニックを見いだせるかも!?」とエリアトラウトに誘ってみた。

最初はあまり乗り気ではなかったが、季節が進むにつれ「行ってみようか」と了承してくれたので、ガイドとしてよく利用する千早川マス釣り場へ釣行してみた。

事務所で入漁券を購入後、ルアー釣り場へ移動して上池の流れ込み中央部付近に釣り座を確保して準備に入る。

当日のタックル

今回、リール以外は全て私のものを使用してもらうことにした。彼にはスタジオミネギシのトラスト6002にエステルライン0.3号、リーダーはナイロンライン0.6号でスプーンと小型クランクを中心に使用できるセッティングで渡した。

エリアトラウトの基本を指導

最初のレクチャーとしてエリアトラウトの基本にあたるその日の釣れるレンジと釣れる巻く速度を探してみるように伝える。意外と難しいことなのだが、そこは普段からの積み重ねた経験を出してもらいまず1匹までをサポートした。

まずは基本的な釣りということでスプーンでの釣りを展開してもらう。午前の放流があるまでは前日の放流残存や活性の高い個体を狙うべく定番の青銀のスプーンで狙ってもらう。ロール系のヤリエ・ピリカモア1gをセレクトした。

試行錯誤しながらサーチしている。「あっ!」「はっ!」など何度かアタリは出ているもののアワセに苦戦している模様で思わずニヤニヤしながら見てしまった。

アワセのコツとしては重さを感じたら鋭く下向きに20cm程アワセを入れるくらいでいいよとアドバイスしてみるものの、普段はフォールの釣りをしているとやはり難しいようだ。

放流タイムで友人にヒット

そうこうしているうちに放流の時間となった。放流狩りが一番簡単に釣れるので初めての1匹にはもってこいだ。友人にはドーナ2gの赤金カラーをセットしてもらって「さっきより少し早めの速度で巻いて見て」と伝えてやってもらう。

私はグラビティ1.65gの炎ファーストを準備していると友人にヒット!ドラグを調整しつつやりとりしている。普段ネットを使うことがないせいか少し苦労しながらネットイン!これでミッションは完了。

はじめてのニジマスをゲット(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

さぁ、私も釣らせてもらいましょう!放流魚の速度は初冬に比べると遅いものの順調に反応してくれてポツポツ拾っていける。

最初のオレ金系のカラーよりセカンドのカラーの方が反応が良く放流後半の釣りが楽しかった。放流が落ち着いたタイミングでKID0.6gを投入し活性の高い個体を釣って行く作戦がハマって私が約20匹、友人も10匹とまずまずの釣果であった。

ニジマスの入れ食いを楽しむ

あっという間にお昼になり昼食の時間となった。気持ちはホッとしていたが、気温は5℃と真冬並みでありカップうどんが非常に美味しく感じた。

お正月までカウントダウンの時期であり、特別に餅を焼いてもらい、食べられたことも嬉しい。

メタルバイブでキャッチ(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

お昼を食べた後はすぐに放流があり1時と2時の放流でも順調に釣果を伸ばすことが出来た。特に2時の放流は放流量も多かったこともあり30分程は入れ食いが楽しめる状況で私も友人も数を伸ばせた。

特にセカンドローテの段階での「金残しローテ」であまり派手過ぎない色での反応が良くいい勉強になった。

クランクベイトでもヒット

放流が落ち着いた後、彼にはクランクベイトで釣ってもらうことにした。

基本の動きとしてはスプーンと同様だがアタリのレンジをどれだけ丁寧に引けるかがキーになってくる。彼には5種類程のクランクベイトを渡してあるので「いろいろローテーションして釣ってみて」と伝えた。

私は少し別行動して下池で放流の残存狙いを敢行してみた。特にマイクロスプーンで比較的激しい動きをするスプーンが効果的であった。

シャロークランクに反応が集中(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

夕マズメになり薄暗くなったタイミングで再びクランクベイトにチェンジして表層を意識した個体を狙ってみると連続でヒット。彼も順調に数を伸ばしていく。ファットモカjrのSR-Fが抜きん出て結果を残してくれた。

友人が管釣りの魅力にハマる

17:00過ぎに納竿。彼は初挑戦で20匹以上、私はカウンターの数字で54匹とまずまずの釣果であった。帰りの道中で「はじめての管釣りはどうやった?」と聞いてみると「思っていた以上にテクニカルで面白かった。これはアリや」と気にいってくれたようで、次回は1月末くらいに釣行を計画している。

具体的には巻きの釣りでのレンジキープの重要性はメバリングの時にわかっていたが、エリアトラウトだとそのシビアさが面白かったとのこと。

またミノーの釣りは、メッキ釣り同様に肥やしの釣りで寄せて魅せて食わせるという点が似ているが、早いジャークと柔らかなジャークの動きが参考になったなどを挙げてくれた。

私自身もはじめてのガイドで恐る恐るの部分もあったが結果オーライということで帰路についた。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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