義母がデイケアに行っている隙に不用品を処分!目指すのはコンパクトな生活 #頑張り過ぎない介護 171
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
首と肩の凝りがひどかったため、食事の用意をとことん手抜きしたまる子さん。それでも家事は残っていて、キツイと思っていたところ、思いがけず息子が手伝ってくれて、肩たたきまでしてくれるという親孝行ぶり。しかも、その肩たたきがまる子さんも驚くほどのうまさ。そこで、ついでに首を伸ばしてもらうようお願いすると、鈍い音とともに痛みが……。翌朝になると、痛みが増して動きもぎこちなくなっていたのですが、義母はそんなまる子さんの心配よりも「私のごはんはどうなるの?」と自分の食事の心配……。その言葉に、まる子さんは複雑な気持ちになってしまうのでした。
やれることは自分で…
数日たっても、首の痛みが取れないままのまる子さん。義母は「自分でやれますから休んでて」とは言うものの、実際はいつもと同じように料理をして部屋まで運んでいて、何も変わりません。しかし、夫が代わりに義母の相手をしてくれたため、体調不良アピールをされても完全スルーでデイケアに送り出し、まる子さんは病院に行く時間が取れました。診断結果は予想通りむち打ちで、薬を飲みながら待つしかなさそうです……。
これまで、新聞と洗った入れ歯を義母に届けるのが朝のルーティンでした。
しかし、動けないと言っていた義母が、朝食の配膳後に洗顔に行くのを目撃し、それなら入れ歯も自分で洗えるのでは? と思い、やめることに。結果、特に呼び出されることもありませんでした。
入れ歯がリアル過ぎて怖い私にとって、これはかなりストレス減。できることは自分でやってもらうのが一番です!
義母はシーズンの最初に暖房をつけるとき、かならず他人に任せようとします。
エアコンのメンテナンスはしているので、そのままボタンを押せばいいだけなのに……。こちらも、できることは自分でやってもらいたいものです……。
ある日、衝動に駆られて整理整頓を進めていると、義母から「絶対に捨てないで」と言われ、義母の部屋に移動させたこけしが、なぜか食器棚に戻っていました。なぜ……??
ブツブツ言われると面倒なので、義母がデイケアに行っている間にどんどん物を捨てていくことに。
ほぼ使わないものは、年1回用ゾーンに移動させて……。
いつからあるのかわからない物も処分! あっという間にゴミ袋3つ分になりました。
中には、使用しているのかどうかわからないものもあり、それも思い切って処分。コンパクトな暮らしを実現するため、これからもどんどん物の選別を進めます。
これまで、動けないと訴える義母のため、入れ歯を洗って新聞と一緒に部屋まで毎朝届けるのが当たり前になっていました。しかし、朝食を配膳してからシルバーカーで洗顔をしに洗面所まで移動していることに気付き、思い切って入れ歯を届けるのをやめてみたところ……特に呼び出しもなく、いたって平和。というわけで、入れ歯がなんとなく怖いと感じる私にとって、かなりストレス減になりました。やれることは自分でやってもらうのが一番です。
義母自身でやってほしいことは、それだけではなく……。シーズンの最初に暖房器具を使うときも、怖いと言って自分で運転ボタンを押そうとしません。日々のメンテナンスはしているので、何も恐れることはないはずですが。義母と私とでは体感温度が違うこともあり、暑い寒いと文句を言われるくらいなら、自分で勝手に使ってもらったほうが気がラクなのに……と思ってしまいます。
年に数回、衝動に駆られて不要なものをポイポイ捨てる私。今回は食器棚を片付けることにしましたが、いつから保存していたのか、そもそも使用しているのかどうかすら不明なものがごっそり出てきて、あっという間にゴミ袋3つ分の量になりました。急激に物が減ると義母に気付かれて文句を言われるので、ひとまず今回はここまで。できれば、息子には最低限の迷惑をかけるだけで済むように、動けなくなる前にコンパクトな生活を実現したいものです……。
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「やれることは自分で」というと、冷たいと感じてしまう方もいるかもしれませんが、寝たきりにならないためにも動いてもらうことは大事なので、まる子さんと義母にとってはお互いにメリットがありそうです。少しずつ、動く理由が増えていくといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。