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逗子市 4月開学「ZEN大学」と連携 地域活性化や人材育成で

タウンニュース

協定書を交わした桐ケ谷市長(左)とZEN大学の山中伸一理事長

インターネットを活用したオンライン授業を主体とする「ZEN大学」が今年4月、逗子市新宿の旧三菱重工健保組合湘南荘(保養所)を拠点施設にして開学する。これに合わせて逗子市と運営主体の学校法人日本財団ドワンゴ学園ほかは1月28日、地域活性化や人材育成を両者が協力して取り組む連携協定を締結した。

若者の支援で実績のある公益財団法人日本財団とオンライン教育に強みを持つ(株)ドワンゴの提携で誕生した新しいタイプの通信制大学。AI(人工知能)に関する知識が学べる「知能情報社会学部」が設置される。

初年度の入学定員は3千5百人で、4年後の総定員を1万4千人と見込む。学生は通学せずに、自宅などでパソコンやスマートフォンを使って授業を受け、学位を取得するが、実学として逗子市をフィールドにした課外授業も展開していく方針。市が抱える課題などを調査して、IT技術を活用して解決策を探る。同大の系属校であるN高校・S高校の生徒が、逗子海岸の美化をテーマにしたプロジェクトに取り組んできた経緯があり、これを発展させる。

具体的には、オーバーツーリズムや閑散期の集客対策、ビーチ周辺域の環境問題などをテーマとしていく考え。構想として、逗子海岸を訪れると閲覧できる「デジタル水族館」の開設などがある。

逗子市の桐ケ谷覚市長は同日の記者会見で「自治体のDX化推進や地域名産の発信などでアイデアをもらいたい」と期待を述べた。

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