5年ぶりに合同合唱も「フェスタ・アルモニカ」
西播磨各地のコーラス団体が交流出演する「フェスタ・アルモニカ・イン・アコウ2024〜合唱の祭典」が中広の赤穂化成ハーモニーホールで28日にあり、19グループ計364人が出演。ホールに歌声を響かせた。
近隣市町のコーラス団体の発表と交流を目的にホール開館翌年の1993年に始まったイベント。コロナ禍で2年中止したが2022年から再開した。
各団体が揃いのスーツやドレスで登壇し、日頃の練習の成果を発表した。各出演団体から募った有志らがともにステージに立つ「合同合唱」を5年ぶりに実施。約100人で「瑠璃色の地球」を歌い、フィナーレは客席も一緒に「しあわせ運べるように」を合唱した。
歌い終わった参加者からは「ウルウルした」「もっと歌いたい」などといった声があり、合同合唱を指揮した実行委員会の西中仁美会長は「みなさんが気持ちを一つにして歌う姿に、やっぱり合唱はいいなと思いました」と笑顔でイベントの成功を喜んだ。