【当時の味わい飲んでみた】UCCが1970年大阪万博で大ヒットの「ミルクコーヒー 復刻缶」を限定販売神戸市など
UCC上島珈琲株式会社が、1969年に発売した世界初の缶コーヒー「UC コーヒーミルク入り」の復刻缶を販売することが分かりました。全国のコンビニ、量販店などで4月7日より数量限定で販売されます。
こちらのミルクコーヒー、1970年に行われた大阪万博で人気に火がつき大ヒットした商品なのだとか!4月13日から行われる「大阪・関西万博」を前に、世界初の缶コーヒー誕生の秘話などを聞いてきました♪
56年の歴史があり、累積本数160億本を売り上げているという「UCCミルクコーヒー」。今回販売される復刻缶は1969年発売時のパッケージデザインはもちろん、現存する当時のレシピをもとにアレンジされています。
世界初の缶コーヒーを開発したのは、UCCグループ創業者の上島忠雄氏。その時代コーヒーは喫茶店で飲むスタイルが一般的でしたが、上島氏は「コーヒーをいつでもどこでも手軽に飲めるようにしたい」という強い思いを抱いていたそう。
そんなある日、駅の売店で冷蔵の瓶入りコーヒーを購入した上島氏。しかし発車ベルが鳴り、当時は瓶を売店に返すというルールがあったため、飲み切ることなく瓶を返却することに…。
この体験が「常温長期保存が可能で車内などにも持ち運びができる」”缶入り”アイデアひらめきの原点となったのだとか!様々な課題がありましたが、およそ1年で製品化に成功しました。
現在販売されているミルクコーヒーは10代目。特別に飲み比べをさせてもらうことに。10代目がミルク感が強いのに比べ、復刻缶は甘さがある中でもコーヒー感が強い!復刻缶かなりおいしいです。
時代の流れに合わせて様々な改良がなされてきた同商品。現在はカフェインレスコーヒー100%使用で子どもも飲みやすい紙パックタイプも販売されているので、こちらもチェックしてみてくださいね♡
【番外編】
『UCCコーヒー博物館』(神戸市中央区)には、当時販売されていた「UCCコーヒーミルク入り」現品が展示されており特別に見せていただきました!
今のようにプルタブではなく、専用の缶切りで開けて飲む仕組みになっていました!ちなみにこれ、まだ中身入ってるそうです♡
販売日
2025年4月7日(月)~
※数量限定
場所
全国のコンビニエンスストア、量販店、自販機、オンラインストアなど
希望小売価格
125円(税抜)