見た目だけじゃない!頭を使って鍛えれば、効果抜群の脳トレに!【眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話】
筋トレは脳にいいってホント?
頭を使って鍛えれば、効果抜群の脳トレに!
筋トレの効果は肥満の解消だけではありません。基礎代謝が上がることで、メタボリックシンドロームや脳卒中の予防にもなります。さらに、やり方次第では認知機能が大いに刺激されるので、血管性認知症に加えアルツハイマー型認知症の予防にも効果的な「脳トレ」になるのです。
認知機能は「記憶・理解・思考・判断」などですから、自ら頭で考えながら筋トレすることが大事です。いちばん重要なのは、フォームに注力すること。手の置き方、肘の位置、脚の向き、姿勢などに注意し、体を動かす角度や幅などを考えながら正確に動かす。そうすることで初めて認知機能が刺激されます。呼吸や動作スピード、回数、セット数などを考えながら行うことも大切です。
その意味では、本書のような解説本を見ながらセルフトレーニングをすることは非常に有効ですさまざまな認知機能を刺激しながら体を動かすからです。パーソナルトレーニングを受けた場合と比較すると、筋肉にあらわれる効果はほぼ同じですが、認知機能に関しての効果はセルフトレーニングのほうがはるかに上であるといえます。トレーナーがいれば「先週は6回できたから今週は7回やってみましょう」とか、「腕はこの角度で動かして」などと指示してくれますが、セルフトレーニングはすべて自己決定のうえで行うため、脳がフル稼働するのです。
筋トレは脳にいい?
筋肉を鍛えると脳も鍛えられるって本当?
答えは○→トレーニングは脳の機能と健康も保つ!
正しいフォームを考えながら行う
↓
認知機能への刺激
↓
認知症の予防につながる
正確なフォームを意識し再現することで効果が高まる!
正しいトレーニング
↓
基礎代謝が上がる
↓
血管を若く保ち、脳卒中の予防になる
自分で考えるセルフトレーニングは脳トレ効果大
【セルフトレーニング】
呼吸動作スピード体を動かす方向や角度手足の幅手の向きやつま先の向き回数やセット数姿勢や目線
【パーソナルトレーニング】
筋肉にあらわれる効果は同じ、でも認知機能の効果はセルフトレーニングのほうが上
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話』著:坂詰 真二