この番組、「関西弁」がバズってます。
アルコ&ピースがお送りする番組。425回目の放送。
この番組、「関西弁」がバズってます。
関西弁・・・
ゴシップの流れで方言の話に。
平子さんの出身地は福島で、訛りは北関東の方言とほとんど一緒。
普段は訛りが出ないようにしてるという平子さんは、5%しか力を発揮してないと言います。
100%になった時のことを考えると、平子さん自らでも恐れおののくほどのパワーを持っているとかいないとか、、、
酒井さんの出身地は神奈川県の川崎。
「~べ」とか、中居さんみたいな語尾になることはたまにあるそうです。
でもやっぱりお笑いをやっている身からすると、関西弁を使う人は羨ましいと話す平子さん。
そんなに大したことを言ってなくても面白く聞こえてしまうのがずるいと言います。
逆に考えれば、関西のニュアンスが一切ないのに、アルピーが今この位置にいるってことは、めちゃくちゃ売れてるってことになりませんか?
関西弁も使わないし吉本でもないのに、ここまで売れてるって相当すごいことです。
ただもう一段階上に行くためにも、そろそろアルピーも関西弁の導入を考える時期なのかもしれません。
まずは酒井さんに5年間関西に留学してもらいましょう。
で、戻ってきてから徐々に平子さんにも関西弁が移って、気づかれない程度にテレビとかで使っていると、次の若い世代にはアルピーは関西の人だって認識が浸透していくんじゃないですか?
1回やったら次はできないような「忍者」の漫才も、関西verだとまた違う味がしそうです。
ゼロカルチャー・・・
平子さんが絵を買ったり演劇を観に行ったりしている中、相方の酒井さんは招待とか人からもらったものでしかカルチャーに触れていないことが発覚。
最近の自費でそういう文化的な活動をした記憶が皆無でした。
平子さんが、文化を捨てた酒井さんに付けたあだ名は「ミスター・ゼロカルチャー」。
このままずっとゼロカルチャーのままなのもよくないので、例えば小さいライブハウスで名もないバンドマンを発掘してみるのはどうですか?
後の髭ダンみたいな人たちが見つかるかもしれません。
絵・・・
以前ラヴィットの放送中に絵を買ったって話をこの番組でもしてましたが、ついに家に絵が届いたそうです。
届いた時は家に居なかった平子さんですが、帰って届いた絵を見てみるとめちゃくちゃ良い。
「また平子が言ってんな、、、」って感情を抜きにして聞いてもらいたいと言う平子さんは、「なにが変わるかって家が動きだすのよ」と説明。
酒井さんは「ハウルってこと?」と横やりを入れていましたが、とにかく家の中の空気が変わるんだと言います。
今まで意識してこなかったけど、日・時間・季節によって違う、家の中に差し込む光が絵を通してわかるようになる、すなわちそれは光が動くってことだと話していました。
さっきまでハウルとか言ってた酒井さんも、話を聞いて「なんかわかるわ」と納得。
今度そういった素晴らしいアートに触れさせるために、むーちゃんを連れて平子家を訪れることになりました。
酒井さんがゼロカルチャーなので、初めてのカルチャーは相方の家で触れることになりそうです。
でもむーちゃんもまだ幼い子供。
お菓子を食べて油が付いた手で絵を触ってしまうかもしれません。
それを聞いた平子さんは、もしそうなってしまったとしても「それはそれで絵なんだよな」と言います。
昔平子さんは奥さんとデートした時に、布を選んでパネルにしてもらえるファブリックパネルを作ってもらいに行ったことがあるそう。
そこで作った思い出の詰まったパネルに、ミツキちゃんが歩けるようになったくらいの頃、奥さんの口紅でらくがきをしてしまいました。
最初は「せっかくの思い出のものなのに、、、」となったみたいですが、よくよく考えると、結婚する前デートで買ったものに、2人が家族になって、そして産まれた子供が描いた即席のらくがきだから、それも含めてのパネルになるという解釈をしたそうです。
もし相方である酒井さんの子供がお菓子を食べて油っこい手で絵を触ってしまったら、それを一つの絵として見た時には汚れになってしまいます。
でもアルコ&ピースの長い歴史を一つの導線とすると、それは物語の一端であって、“絵”になるんだと話していました。
ラヴィットが終わった後、作者の濱田亨さんがフランス在住ということで、SNSを見つけて連絡を入れた平子さん。
本当に欲しかったものだったけど、バラエティのごたごたの中で買ってしまったので、もしかしたらそこに意図しない感情を抱いてしまっているかもしれません。
なので、自らを名乗って連絡すると、日本にいる親戚に話を聞いていたらしく「嬉しく思いました」と言ってくれました。
すると日本で新作展をやるらしく、「もしよかったら来てください」とお誘いが、、、
実際に会ってみると平子さんのお父さんと同い年で、非常に落ち着いた方。
話しているとランチにも誘っていただいて、そこで色々な話も聞かせてもらいました。
ランチを終えてご本人の解説付きで作品を見ていると、話題は濱田さんが描く抽象画の話に。
抽象画はわからない人が見ると、「子供が描いた絵じゃん」って思われることもあるかもしれません。
濱田さんは絵を見ながら、「この絵は子供だったら誰でも描けるんです。これを70歳の僕が描くのは勇気がいるんです」と話していました。
その話に感銘を受けた平子さんは2枚目を購入。
これで家の中の光と空気をもうひと動かしすることになりそうです。
今度むーちゃんが家に来た時に、平子さんは絵を外した時と付けた時の空気の違いを感じてほしいと言います。
まじでアートに触れてもらうならいいんですけど、変な仕込みをして、終わったらティッシュにくるんだ3000円渡すとかはなしですよ。
(TBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』より抜粋)