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ネコ型配膳ロボットのおもちゃをデコトラ風に改造 「演歌流れてそう」の声

おたくま経済新聞

ネコ型配膳ロボットのおもちゃをデコトラ風に改造 「演歌流れてそう」の声

 ネコ型配膳ロボットといえば、愛嬌たっぷりな見た目が特徴的。これをなんとデコトラ風に改造してみせたのは、Xユーザー・T.HATAさんです。

 投稿に添えられた写真に写っているのは、元の姿からは想像もできない程、イカつく変貌を遂げたデコトラ風配膳ロボット。ボディに貼られた「延着上等」「食品運搬中」のステッカーがちょい悪感を一層引き立てています。

【デコトラ仕様の猫型配膳ロボット】

 本作はゼンマイ式のネコ型配膳ロボットのおもちゃに、T.HATAさんが装飾を施したもの。普段はデコトラのプラモデルを趣味で製作しており、「デコチャリやデコフォークリフトがあるなら、ネコ型配膳ロボットをデコトラ風にしても面白いんじゃないか?」と閃いたことから、「暇潰し程度」のつもりで作ってみることにしたのだそう。

 電飾パーツやマフラー、エンブレムやアンドンはデコトラ模型のジャンクパーツから流用。バンパーや上部飾りなどはプラ板にメッキテープを貼り自作しています。もちろん、文字のステッカーもT.HATAさんのオリジナルです。

 中でも特に工夫したと語るのは、「デビルアイ」と呼ばれる赤い目の部分。元の構想では、ネコ型配膳ロボットのかわいい顔はそのまま残す予定でいたそうですが、作っているうちにデコトラの外見と合わないことに気付き、実際のトラックでも流行しているというデビルアイを再現したとのこと。たしかにこちらの方が、雰囲気に合っているように感じられます。

 すっかり様変わりしたネコ型配膳ロボットの姿には、「演歌流れてそう」「デコトラならぬデコ猫爆誕」といったコメントが相次ぐなど、多くの方が関心を寄せたもよう。この反響にはT.HATAさん自身も「遊び半分で作った作品なのですが、まさかの結果になってしまいました」と、驚きを隠しきれないようすでした。

 一方で「最近のプラモデルも値段高騰や製作人口減少もある昨今ですが、この作品のように実際できないであろう形を思うように表現できるんです。設計図通り作っても、想像で作っても面白いホビーの世界。少しでもプラモの面白さを持ってくれる人が増えればいいなと思ってます」と、模型に対する熱い思いを語りました。

 なお、本作は5月にツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で行われる「静岡ホビーショー」のモデラーズクラブ合同作品展に、T.HATAさんが所属するデコトラ模型グループの作品として出展することを検討中とのこと。それまでに修正やパーツ追加を行うそうなので、さらにグレードアップした姿が見られることでしょう。

<記事化協力>
T.HATAさん(@Hata_5810)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025033001.html

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