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愛猫の『ペット保険』本当に必要?迷ったら考えたい3つのこと メリット・デメリットを知って検討を

ねこちゃんホンポ

『ペット保険』加入で迷ったら考えたいこと3つ

ペット保険の加入を検討する際、単に「必要かどうか」だけでなく、具体的な状況や条件を考慮することが重要です。

1.猫の健康状態と年齢を考慮する

猫の健康状態は、ペット保険の加入を検討する上で最も重要な要素です。

若くて健康な猫の場合は病気やケガのリスクは比較的低いため、保険に加入するメリットが少ないかもしれません。

しかし若い時期に加入しておくと、年を取ってからも低い保険料を維持できるプランもあるため、長期的に考えるとメリットがあります。

反対に老猫の場合、慢性疾患や加齢に伴う病気のリスクが高まるため、ペット保険が非常に有用です。

ただし高齢になってから保険に加入しようとすると、保険料が高くなるか、加入自体が難しくなることが多いので、早めに検討しなければいけません。

このように保険の加入の際には、現状の愛猫の年齢や状態も大きなポイントです。

それを踏まえると、特定の病気を遺伝的に引き継いでおらず比較的リスクが低い若い猫や、11歳を過ぎた老猫(※保険料が高いor加入できないため)には、あまり保険の必要性は高くないかもしれません。

2.保険料と補償内容を比較する

保険加入について考えるなら、複数の保険会社を比較してみるのもおすすめです。

ペット保険の保険料は、猫の年齢・品種・健康状態・選択するプランによって異なります。

月々の支出を抑えたい場合は、保険料が安いプランを選びがちですが、安い保険料のプランは補償範囲が限定されることが多いです。

たとえば手術のみがカバーされるプランや、通院費が補償対象外となるプランがあります。

とくに大きな手術や長期の治療が必要な際に、補償金額が足りなくなることも…。

そういった複数の条件を踏まえて愛猫のライフスタイルやリスクに合った補償内容があるかどうかも、チェックしましょう。

「このプランが最適だ!」と思うものがなければ、加入する必要はあまりないかもしれません。

3.将来の医療費を予測する

猫が年を取るにつれて、医療費が増えることが予想されます。保険に加入していない場合、自己負担でこれらの費用をカバーできるかどうかを考えてみてください。

猫は予期せぬ事故や急病に見舞われることがあり、その際の医療費は一気に高額になることがほとんでです。

たとえば骨折や交通事故、そのほかの重大な病気などの場合、手術や入院費が数十万円にのぼることは珍しくありません。

このような事態に備え保険に加入しておくことで、急な出費に対応できる体制を整えておくことがリスク管理の一環となります。

ただし掛け捨てになるリスクもあるため、たとえば日ごろから貯金をしていて医療費も問題ないという場合は、加入のメリットはあまりないと言えます。

ペット保険のメリット

突然の高額な医療費に備えられる

ペット保険の最大のメリットとも言えるのが、「高額な医療費に備えられる」という点です。

猫は想定外のケガや病気によって、治療費が高額になる場合があります。保険に加入していれば、その費用の一部または全額がカバーされるため、経済的負担を軽減できます。

とくに慢性疾患や高齢猫の医療費は高額になりがちなので、実際そういった病気を患った時に「入っていてよかった~」と話す飼い主さんは多いです。

心の安心を得られる

万が一の事態に備えているという安心感は、ペット保険の大きなメリットです。医療費の心配を軽減させ、愛猫に最善の治療を提供できるという安心感を得られます。

ペット保険のデメリット

保険料の負担が増える

毎月の保険料は家計の負担となる場合があります。保険料は猫の年齢や健康状態に応じて高くなるケースも多く、特に長期的に見ると負担が大きくなる可能性があります。

すべての治療がカバーされるわけではない

保険によっては、特定の病気や治療が対象外になることがあります。また既往症がある場合、その病気に関連する治療は保険が適用されないことが多いです。

掛け捨てになる可能性がある

保険を利用する機会が少ない場合、支払った保険料が無駄になる可能性があります。

また若くて健康な猫の場合、当たり前ですが「保険に加入しなくても問題がない」期間が長く、損をしがちです。

まとめ

ペット保険は猫にとって大切な医療費をカバーする手段として有効ですが、当然利用機会の有無に関係なく保険料がかかるため、ほとんどの人が“損”をしています(そうでないと、保険会社が成り立ちません…)。そのため『損をするリスクが高くても、安心を買いたいのか』が、考え方の大きなポイントなのではと考えます。

また飼い主さんのなかには、猫を迎えてから毎月貯金をして万が一に備えている人もいます。こうした他の「備え方」も考慮し、ペット保険が自分に必要かどうか判断してみてみるといいでしょう。

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