「アンタはアンタ!それでいいんだよ」 東広島市西条町の主婦・宮丸伸恵さんが3作目の絵本を出版
東広島市西条町寺家の主婦・宮丸伸恵さん(73)が執筆した3冊目の絵本『ババが言います』が文芸社から出版されました。
日常生活の中で失敗したりうれしかったりしたことを孫が祖母に打ち明け、祖母とのやりとりをユーモラスに温かく描いています。「頑張っただけうれしいことがあり、頑張ってもくじけそうになることがある。だけどアンタはアンタ!それでいいんだよ」と心がほっと温かくなる一冊。
つらさや苦しさに折り合いをつけて自分らしさを失わずに生きていくことや、受け止めてくれる相手がいると心が軽くなることを伝えたいと執筆しました。絵は、フリーイラストレーターの山口けい子さんが担当。
宮丸さんは「折れそうになった子どもたちの心が、少しでも救われればうれしい」と話しています。B5判、24ページ。小学校低~中学年向け。1320円。インターネットでも購入できます。(山北)
【宮丸伸江:これまでの作品】デビュー作は、2017年にツバメのひなの成長を描いた絵本『巣立つ日まで』、20年には、児童養護施設で暮らす男の子の一年を描いた絵本『ユキトの四季』をそれぞれ文芸社から出版。
プレスネット編集部