『ファンタビ』ジェイコブ役ダン・フォグラー、『バットマン』プロデューサー役を演じる
『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジェイコブ・コワルスキー役で知られるダン・フォグラーが、映画『バットマン』シリーズのプロデューサーとして知られるマイケル・ウスランによる回顧録『The Boy Who Loved Batman(原題)』の舞台版に主演することが明らかとなった。米が報じている。
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2011年に出版された回顧録は、インディアナ大学ブルーミントン校3年生の在学時にコミックブックの授業を教え、夏休みにDCで働くようになったウスランの原点が綴られる。コミックブック・オタクだったウスランは、その後にロー・スクールへ進学し、卒業後に映画配給会社ユナイテッド・アーツに就職。ティム・バートンが監督した1989年公開の『バットマン』以降、ウスランは『バットマン』関連の映画に全てクレジットされている。
ウスラン役で主演するフォグラーは、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のルーク役でも知られ、コミカルで温かみのあるキャラクターを得意とする俳優。ブロードウェイに出演経験もあるフォグラーは、舞台『The 25th Annual Putnam County Spelling Bee(原題)』で演じたウィリアム・バーフィー役でトニー賞に輝いたこともある実績の持ち主。確かな演技力を誇るフォグラーの主演で舞台版に深みが加わり、観客を魅了してくれるに違いない。
ウスランはフォグラーの出演について、彼の並外れた才能やコメディ演技のタイミング、印象的な舞台での存在感などを称賛。「マイケル・ウスランという、明らかに挑戦を要する複雑な役を演じるのに最適な俳優です。脚本を渡された最初の瞬間から、ダンは題材へのアプローチが完璧でした。彼がこの旅への参加に同意してくれたことを、これ以上ないほど嬉しく思っています」とコメント。
フォグラーは、「『バットマン』とコミックブックは僕の大好きな題材です。1989年に僕は12歳で、スクリーン上のバットマンを見ること、そしてバットマンの闇に潜む光を目にしたことは人生を変える経験でした。それは衝撃的で、映画が実現した過程を語れることが待ちきれません」と意気込みを語った。
舞台版がミュージカルになるのかなどの詳細は不明だが、いかにバットマンがハリウッドでスーパーヒーローとして地位を確立していったのか、その舞台裏秘話なども明かされる興味深い内容が期待できそうだ。
舞台版『The Boy Who Loved Batman(原題)』は、フロリダ州タンパのStraz Center for the Performing Artsで、2024年10月1日から11月10日まで上演予定。最終的には、ブロードウェイでの上演が期待されている。
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