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直江津小×無印良品 郷土食「サメ」のレトルトカレー開発

上越妙高タウン情報

上越の食文化について学んできた上越市立直江津小学校の5年生が、郷土食でおなじみのサメ肉を使ったレトルトカレーを無印良品直江津と共同で開発しました。カレーは2月20日から県内や長野、東京の無印良品などで販売されます。

これが「シャークカレー」です。具材には郷土食でおなじみのサメ肉とジャガイモが入っています。カレールーは和風だしで味付けし、地元、直江津の山本味噌醸造場のみそを加えて深みを出しました。

 カレーを考えたのは直江津小学校の5年生26人です。

児童は今年度、地元の食文化を調べていくうちに、上越では昔からサメを食べる習慣があることを知りました。

児童
「サメに詳しい人に学校に来てもらってたくさん勉強をした。サメの食べられる部分やサメの料理を教えてもらった」

一方で児童は防災についても学んでいて、防災グッズやレトルトカレーを販売している無印良品直江津のスタッフを講師として学校に招いたことをきっかけにレトルトカレーを作ることになりました。

児童はカレーの開発に向けたアイデア出しを去年6月ごろから始め、食材を多数決でサメに決めました。そのあと無印良品のレトルトカレーを作るにしき食品が試作し、児童は試食を4回重ねて完成させました。

児童
「サメ肉は柔らかくてすぐ口の中ですぐ溶ける」

児童はパッケージのデザインも手がけました。

15日(水)はカレーが来月20日から販売されるのを前に、児童と無印良品直江津のスタッフなどが上越市役所を訪れ、中川市長と早川教育長に完成を報告しました。

児童
「自分たちがシャークカレーを作ることでサメを食べる機会も増えると思った」
「一人一人が良いカレーに近づけるように頑張った」

中川市長
「皆さんでぜひ広めていきましょう」

児童
「食品開発の大変さを学んだ」
「たくさん売りたい。みんなにこのカレーを食べて幸せになってほしい」

良品計画 地域事業担当 美濃口公尋さん
「子どもたちは食べる人の事を考えて具材や味わいにこだわっていたことが見ていて感慨深かった。今回はカレーの輪ということでカレーがつなぐ繋がりを上越だけでなく日本各地で活動できるように考えている」

シャークカレーは1つ550円、来月20日から県内や長野、東京の無印良品12店舗などで販売されます。また販売は来月20日からですが、この2日前の来月18日にひと足早く地元の朝市、三・八の市で先行販売されます。

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