相浜港のサビキ釣りで小サバ&イワシ合計50尾キャッチ【千葉】ごま漬け&竜田揚げで美味しく調理
5月30日(金)、朝マヅメのフカセ釣りで余ったコマセを持って、千葉県南房の相浜港へ向かう。移動中、雨が降ったりやんだりの不安定な天気。北風がとても寒いので、短時間で釣果が狙えるサビキ仕掛けで小物を狙ってみる。
相浜港でサビキ釣り
コマセを撒きながら海中をよく観察すると、小サバやイワシが群れているのが見える。フカセ釣りでは厄介なエサ取りだが、この時期のサバはゴマ漬けや丸ごと竜田揚げにすると美味しい。
小サバとイワシが連続ヒット
コマセを撒くと多数乱舞しているが、警戒しているようで、一瞬群がってもすぐいなくなってしまう。コマセカゴを使った仕掛けでは、なかなか釣れないので、カゴを外して小型オモリをセット。単発ながら、釣れるようになる。
コマセの帯に、ていねいにサビキ仕掛けを同調させるイメージで狙うと連続ヒット。小魚はすぐに鮮度が悪くなってしまうので、10尾ほど釣れたら、氷が効いたクーラーに移し替える。
当日の釣果
途中、釣れない時間もあったが、群れが通ると連発するパターンが続き、1時間で50尾くらいキープできた。
このあと、さらに雨が強く降りだし、遠くで落雷も聞こえる。安全第一で、釣り場のコマセを洗い流して10時に終了した。
釣果レシピ
持ち帰った小サバは竜田揚げやゴマ漬け、イワシはフライにして食べた。
小サバのごま漬け
港で頭と内臓を取ってから海水でよくすすぎ、水分を除いてから大量の塩を入れたビニール袋に入れて持ち帰る。
保存容器に腹を開いた小サバを重ねて塩を振り、半日ほど塩漬けにする。塩漬け完了後、軽く水で洗い、水分をキッチンペーパーで拭いて保存容器に並べ、(A)に半日漬け込む。容器を逆さにして、十分に(A)を除いてから、(B)を加え、半日浸けて完成。
(A)酢900cc、酒100cc、砂糖大さじ3杯
(B)みりん100cc、黒ゴマ150g、ショウガ細切100g、赤唐辛子数本(輪切り)、ユズの皮少々
小サバの竜田揚げ
軽く塩を振ってヌメリを取る。頭と内臓を取ってから水で軽くすすぎ、キッチンペーパーで余分な水分を取り除く。
(A)の漬けダレに10~30分漬け込む。キッチンペーパーで漬けダレを軽く取り除く。ビニール袋に片栗粉を入れ、上下に振って全体にまぶす。あとは油で揚げるだけ。
(A)濃口醤油100cc、酒100cc、すりおろしショウガを好みで。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年6月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。