「ワクワクもしたし不安もあった」小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介が撮影当時を振り返る『フロントライン』特別映像
未知のウイルスに<最前線>で挑んだ事実に基づく物語を映画化。映画『フロントライン』が、現在劇場公開中だ。このたび、小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介ら主要キャストが集結、撮影当時を振り返る座談会映像が解禁となった。
未知のウイルスに“最前線”で挑んだ人々を描く
2019年12月に中国の湖北省武漢市で初めて発生が確認され、2020年に入ってから世界的流行(パンデミック)を引き起こした新型コロナウイルス。過去に未知のウイルスの脅威や感染拡大を描いたパニック映画やサスペンス映画は国内外にいくつか存在したが、本作は世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した日本で初めての作品である。
6月13日(金)より上映がスタートした本作。オープニングは観客動員数25万人/興行収入は3億4699万円を記録し、動員・興行収入共に堂々の3位発進となった。オープニングの週末観客動員数&興行収入としては、『劇場版 トリリオンゲーム』『#真相をお話しします』に次いで2025年公開の実写邦画作品としては第3位の成績で、2025年に公開したオリジナル脚本の邦画実写作品の中では第1位のオープニング成績を記録。公開2週目を迎えても好調をキープし、動員ランキング2週連続3位にランクイン。観客動員数68万人/興行収入は9億円を突破。最終興行収入20億円も視野に入る、大ヒットを記録している。
早速、SNS上では「素晴らしい映画でした」「素晴らしい以外に言葉が見つからない。デッキに出て電話するシーンで号泣しちゃったよ」「涙が止まらないくらい登場人物たちに感情移入しました」「仕事を頑張る勇気がもらえました」とたくさんの声が多く寄せられ、5年前に誰もが経験したパンデミックを題材にしていることから、「胸に迫るものを感じた」「とても誠実な映画。その分、重くて苦い。観れて良かった」「この映画はあのニュースを見ていた全員が必須で観るべき映画だと思いました」「号泣した。あの時ニュースの向こうで見てたあの船の中、あんな事が起きていたとは」と、あの時、あの船で起きていた知られざる物語に反響が続々と寄せられている。
小栗旬「ワクワクもしたし不安もあった」
小栗・松坂の最初の撮影は車内での撮影だったようで、主演の小栗は、「ワクワクもしたし不安もあった」と当時を振り返る。小栗とは初共演ということもあり、松坂も緊張していたようで「合間の時間で撮影外の話もできて、それで(緊張が)ほぐれたのは良かった」と明かした。
また、池松・窪塚の撮影初日は、まさにこの4人が一堂に会するシーン。撮影当時を思い出しては、盛り上がる4人の様子が見られた。また、完成した本編を観て「みんなそれぞれが向き合ってるものが違うというか」と改めて登場人物それぞれが直面する葛藤についても語る小栗、そして、松坂は、先輩にあたる小栗・窪塚コンビについて、「この2人のバディ感、きっとどうにかなるという安心感、2人の関係性がだせる空気感。心で通じ合って分かりあっているところっていうのはすごく表現されているのをみて、結構僕は何度もしびれました」と現場での様子を振り返る。
そのほか、最初に船に乗り込むシーンではキッチングローブが用意されていた事、自分たちであると分からないような防護服で走ったこと、真田を演じた池松が役作りのために長時間マスクを着け続けていたことなど、またそのシーンを見返したくなるような撮影当時の知られざる物語がふんだんに盛り込まれた座談会映像となっている。
『フロントライン』は絶賛公開中