3・11 午後2時46分に黙とう 今年も名張で「さようなら原発」
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から14年となる3月11日、脱原発を考える「さようなら原発3・11集会in名張」が三重県名張市赤目町丈六の赤目ほんまもん広場で午後0時30分から同3時30分まで開かれる。震災発生時刻の午後2時46分には参加者全員で黙とうする。入場無料、事前申し込み不要。
「原発事故を風化させない」との思いで、市民有志が震災の翌年から開催している。今年は廃炉に関する新聞記事や、全国の原子力発電所と活断層の位置関係を示した地図を展示する他、廃炉を題材にしたドキュメンタリー番組を上映して意見交換する予定。歌と踊りで反原発を訴えるグループのパフォーマンスもある。
主催する「さようなら原発名張の会」の角谷英明会長(79)は「この日だからこそ、原発問題について改めて考えてほしい」と話した。
問い合わせは同会事務局の浜本さん(0595・64・3098)まで。