高齢者が入院→ひとりぼっちで残された大型犬が…まさかの『家を守り続ける姿』と保護後の変化が6万再生「何が起こるかわからない」「幸せに」
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「maisondemook」に投稿された1本の動画です。動画は6万2000回以上も再生され、「大好きな家族がいなくなって不安だったよね」「何が起こるかわからないと実感した」「涙が止まりません」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
飼い主が入院…取り残された大型犬をレスキュー
話題の動画を投稿したのは、千葉県にて犬の保護活動を行っている『メゾン・ド・ムック』さんです。お世話になっている獣医師さんから、「飼い主さんが緊急入院をし、家に取り残されたシェパードがいる」と相談を受けたといいます。
獣医師さんがご飯とお水をあげに行ってくれていましたが、排泄物の処理ができず部屋は汚れる一方…。できるだけ早めにレスキューしたいというのが獣医師さんの思いでした。
当団体が保護に向かうと、そこには汚い部屋でひとりぼっち佇むシェパードがいました。しかし攻撃性が高く、保護には時間が必要と判断したそうです。
飼い主さんとの家を守りたい
保護するまでの間は、団体のスタッフさんが毎日のご飯と投薬をしたそうです。相変わらず人間に牙をむくシェパードでしたが、スタッフさんはふとしたときの表情であることに気が付きます。
それは、シェパードさんは縄張りから出ると攻撃をやめるということでした。シェパードさんにとって、攻撃するのは家を守りたいからだったのでしょう。飼い主さんとの大切な場所を守るために、必死に威嚇していただけなのでした。
感動的な変化に涙…
しばらくしてから、やっとのことでシェパードをレスキューすることに成功したそう。スタッフさんが感じた通り、家から一歩出たシェパードはとてもおとなしい性格だったといいます。シェルターでの生活が始まると、すぐに心を許してくれたのです。
その後、残念ながら飼い主さんは亡くなってしまいました。しかしシェパードは「ジョリー」という新しい名前をもらい、毎日ゴローンと転がってスタッフさんに甘えているとのこと。1日も早く優しい里親が見つかることを願ってやみません。
いつなんどき、何があるかわからない今の世の中。安心して愛犬を任せられる後継人を見つけておくことの重要性をひしひしと感じさせられました。
この投稿には「お家を必死に守っていたんでしょうね」「きっとこの子は幸せになる」「優しい子だからきっと良いご縁の飼い主さんが現れますよ」などのあたたかなコメントが寄せられています。Instagramアカウント「maisondemook」では他にもレスキューの様子を見られますので、ぜひチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「maisondemook」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。