【四街道市】健康寿命を延ばそう!あなたの町の「週いち貯筋体操」
いくつになっても自分の足で歩けるように。身近な場所で行われている健康維持の活動について取材しました。
自分の体調に合わせ筋力アップの体操を
「週いち貯筋体操」とは、65歳以上の人が週1回身近な場所に集まって行う筋力強化運動です。
重りを使って行うのが特徴で、誰にでもできる動作で構成されています。
7種類の体操を、自分で重さの調整ができる重りを手足に着けて歌を歌いながら行います。
椅子に腰掛けて行う動作が多いので、立ち座りが困難な人にも参加しやすい体操です。
CDのピアノの伴奏に合わせ、重りを着けて腕の上げ下げをしたり、椅子の背もたれにつかまって脚を伸ばしたり、ゆっくりとしたリズムで行います。
ホワイトボードにつるした模造紙にはただ体操の仕方を記載するだけでなく、「物を持ち上げたりするときに役に立つ筋肉です」「歩くときに体が左右にふらつかないようにするために行います」など具体的な効果も記載してあるので、その部位を意識して取り組めそう。
童謡「七つの子」や「われは海の子」を歌いながら体を動かすため、脳の活動にも効果があります。
整理体操の後に茶話会や口腔体操・脳トレなどの取り組みをしている会場もあります。
市内で30カ所以上 新たな活動場所も
「週いち貯筋体操」は、自治会やシニアクラブをはじめとした任意の団体が主催しています。
現在30カ所以上の登録があり活動しています(実施場所の詳細は市のホームページに記載)。
「市役所や保健センターで開催となると参加できる人が限定されてしまいますので、それぞれの自宅から歩いて行ける会場を今後も増やしていきたい。多くの人に参加してもらって、健康維持に役立ててほしい」と市の担当者。
5人以上集まれる、会場が準備できるなどの条件を満たせば、仲間同士で新たに会場を立ち上げることが可能で、立ち上げの際には市役所の担当者が指導に来てくれます。
また、ただ体操に来るというだけではなく、近所の人たちと交流することでつながりができ、地域での孤立を防ぐこともできます。
会場の役員は「高齢者の体の機能の維持のため、今後も続けていきます」と話します。
筋力が付くことで日常生活が楽に行えるようになり、日々の楽しみも増えるかも。
皆さんも近くの会場に見学に行ってみては。
※問い合わせ
電話番号/043-421-6128
四街道市福祉サービス部高齢者支援課 包括ケア係
ホームページ/https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/smph/kenkofukushi/koreifukushi/kaigoyobo/ykorei202402.html