じんわりくる辛さがやみつきに♪“本場”にこだわる青木のスリランカ料理店 神戸市
阪神青木エリアに9月にオープンした『CEYLON Tea HOUSE RESTAURANT & BAR(セイロンティーハウス)』(神戸市東灘区)は、スリランカ人夫婦が営む”本場”にこだわるレストラン。
スパイスやお米など、できる限りスリランカから仕入れるという本格スリランカ料理を味わってきました。
店内中央にある重厚なコの字型のバーカウンターに10席、これを取り囲むようにテーブル席が6つあり、全40席というキャパシティ。貸し切りでの忘年会など、グループ利用にもピッタリです。
ランチに加え、ディナーの夜9時ごろまではカレーを中心とした食事を楽しむことができます。
店主のチャトラさんは来日して10年目、日本語がとても上手です。3年前に奥さんとお子さんを呼び、一緒に暮らすようになりました。料理は奥さんのハルシャニさんが担当。スリランカでは宿泊施設のシェフをしていたそう。
メニューはカレーを中心にビリヤニ、コッツなどスリランカ料理がズラリ。
今回いただいたのは「ランプライス」。ランプはスリランカ語で”結ぶ”という意味で、殺菌力の高いバナナの葉で結ぶ(包む)スリランカのお弁当です。一体何が入っているんだろうとワクワク感たっぷりのビジュアルで登場。
開けてみると、中にはたくさんの具材が!マルアンブルティヤル(カツオのスパイス煮)、ポルサンボル(ココナッツのふりかけ)、じゃがいもやかぼちゃ、カシューナッツと人参のカレー、ダール(豆のカレー)などなど、まるで宝箱のよう!
ライスは「バースマティ」という細長く、パラリとした軽い食感の米。まずは具材と共に混ぜながら食べます。
お気に入りは「カットレット」!潰したじゃがいもに人参、魚が入ったコロッケのようなもの。スパイスと胡椒が効いています。チキンもよく煮込まれてホロホロ~。
スパイスの効いたチキンカレーをかけると、まろやかな味わいに。辛さは後からじんわり効いてきます。
一晩スパイスに漬けこんだ鯵のフライドフィッシュはそのまま手でカリっと。豆の粉、小麦粉などから作ったシートを揚げた「パーパド」には具材を乗せても◎。香ばしくてどこか”えびせん”のような味。
ピクルスのようにさっぱりとした人参の「サンボル」も、ランプライスのセットです。
別でお願いした「エッグホッパー」は、小麦粉やココナッツで作るスリランカの軽食。崩した玉子が入っています。端はパリパリですが、中心はプルっとした食感で、甘みがあります。スリランカでは朝ごはんにも食べるそう。
最後にスリランカのプリン「ワタラッパン」を。どこかで食べたことのあるような、、と思ったら、チャイのスパイスを使っているんだそう。
チャクラさんは、スリランカ料理の良さをもっと広めていきたいと、2月には湊川で開催される「手しごと市」にも出店予定。カレーやドリンクはテイクアウトもできるそうですよ!
場所
CEYLON Tea HOUSE RESTAURANT & BAR
(神戸市東灘区北青木2-6-39)
営業時間
ランチ:11:00~15:00
ディナー:17:00~23:00
定休日
月曜日
駐車場
なし