近大高専「名張祭」 19・20日 年間最大のイベント
近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市春日丘7)の年間最大のイベント「高専名張祭」が、10月19、20日に開かれる。実行委員長の園山大介さん(電気電子コース5年)は「ライブや模擬店はもちろん、高専ならではの企画を体感頂き、お世話になっている地元の方々のステージで楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
特設ステージでは、同高専軽音楽部のバンド演奏(両日)、よさこいソーラン「桜花女」、ハワイアンダンス「クウアロハ」、女性消防団員による「119団アンシンダーL」(以上19日のみ)、同高専吹奏楽部、ダンススタジオRMD、エイサー「伊賀琉真太鼓」(以上20日のみ)などがある。19日午後2時からクイズ大会、20日同2時10分からビンゴ大会を予定している。
機械システム、電気電子、制御情報、都市環境のコースごとに体験授業や研究紹介の展示をする他、同高専卒業生で現在は非常勤講師を務める寺田幸時さん作の実際に乗れるミニカーも展示。両日とも学生による模擬店が軒を連ね、キッチンカー(ホットサンド、コロッケ、クレープなど)が来場する。
約30人の実行委員とともに今春から準備を進めてきた園山さんは「縁あって名張の近大高専で学生生活を送ることができ、地元の皆さんと一緒に楽しもうと企画してきた。子どもたちにも高専の雰囲気を知ってもらえたら」と話した。
時間は両日とも午前10時から午後3時まで。入場は無料で、特設ウェブサイト(https://sites.google.com/view/nabarisai-2024/home)からアプリ「Peatix」を用いた事前登録によって円滑に入場できる(会場での登録も可能)。校内に駐車スペースは無いが、市役所(鴻之台1)に245台分の臨時無料駐車場を設け、名張駅(平尾)経由の無料シャトルバスを運行する。
問い合わせは同高専(0595・41・0111=学生部)まで。