「いつもありがとう」 敬老の日 子どもがメッセージ
湘南大庭地区社会福祉協議会が行っている敬老の日を祝う事業で今月、地区内2千人を超える高齢者に子どもたちのメッセージが届けられた。
メッセージを書いたのは同地区で子どもたちの目線で地域活性化を目指す団体、子ども会議マイ・ミライのメンバーら。小学生から高校生まで14人が参加した。
メッセージは「温かい支えのおかげで、とても良い学校生活を過ごすことができています」といった感謝の思いや「元気に楽しく、長生きしてほしい」といった祈りの言葉がつづられた。受け取った一人ぐらしの高齢者が「こちらが地域の子どもたちに見守られているよう」と涙ぐむ場面もあったという。
言葉を寄せた宮原あかりさん(11)や三嶽竜大さん(12)は「感謝の言葉が伝えられてよかった」と笑顔を見せた。メッセージは敬老の日の16日まで同地区市民センターに、長寿の象徴である鶴と亀のイラストを添えて展示された。イラストを提供した小田愛乃さん(19)は「いつまでも長生きしてほしいとの思いを込めた」と話した。