来年1月からの大河ドラマ「べらぼう」 田沼意次ゆかりの地で人気俳優トークショー
■「べらぼう」出演の宮沢氷魚さんトークショー 400人を無料招待
来年1月から始まるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に牧之原市とゆかりのある田沼意次が登場することを受け、市は「べらぼう」を活用した観光誘客に乗り出す。ドラマに出演する俳優・宮沢氷魚さんを招いたトークショーの参加者募集を12月2日から開始。その他、展示会やマラソン大会を予定している。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は来年1月5日から放送が始まる。主演の横浜流星さんが蔦屋重三郎役を務め、田沼意次役は渡辺謙さんが演じる。その他、片岡愛之助さんや小芝風花さんら豪華キャストの出演が決まっている。
牧之原市によると、1719年に江戸で生まれた田沼意次は16歳で徳川家重の小性となり、1758年に遠州相良藩主となった。その後、相良に築城を命じられ、1768年に大規模な相良城築城に取りかかった。
東海道に通ずる田沼街道など町内は城下町らしく整備され、城は1780年に完成した。そして、徳川家治の側用人を経て老中に進み、いわゆる田沼時代を築いた。
ゆかりの深い田沼意次が来年の大河ドラマ「べらぼう」に登場することを受け、牧之原市は来年1月26日にトークショーを開催する。会場に招くのは、田沼意次の嫡男・意知役を演じる宮沢氷魚さん。観覧の定員は400人で、応募多数の場合は抽選となる。トークショーの概要は以下の通り。
【日時】
2025年1月26日午後3~4時(開場は午後2時)
【場所】
牧之原市相良総合センター「い~ら」ホール
【料金】
無料
【定員】
一般公募400人(一度に2人まで)、全席自由
【申し込み方法】
牧之原市公式ホームページの申し込みフォーム。または、市大河ドラマ活用推進室への電話や窓口
【申し込み期限】
2025年1月10日午後5時まで
■田沼意次関連の展示会やマラソン大会も開催
この他にも、市は「べらぼう」関連のイベントを予定している。来年1月26日から牧之原市資料館1階と2階では、「田沼意次の新時代展」及び「大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~展」を開催する。
「田沼意次の新時代展」では、田沼意次や相良藩に関する新発見の資料や田沼時代に活躍した文化人に関する資料を見ることができる。「大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~展」では番組紹介パネルや出演者の直筆サイン、ドラマで使用した衣装や小道具が展示される。
また、来年2月2日には「田沼意次 牧之原市マラソン大会」も開催される。この大会は今回が68回目で、市民の健康増進に加えて、田沼意次の功績顕彰の場としても親しまれている。
マラソンは2キロの部(制限時間20分)と5キロの部(制限時間40分)の2種類で、参加条件は健康で制限時間内に完走できる人。参加料は一般1000円、中学生以下500円。申し込みは来年1月10日が締め切りとなっている。市は「ローカルな大会ではありますが、ぜひ、この田沼路を舞台に家族や友人と心地良い汗を流しませんか。皆様のご参加をお待ちしています」と呼びかけている。
(SHIZUOKA Life編集部)