国際交流員シルビアさんが活躍中 守谷市国際交流ボードゲーム会
さまざまな国のボードゲームで遊びながら参加者同士で国際交流を楽しもう!
茨城県守谷市では、そんなイベントを月1回開催中。
国際交流員のシルビアさんが活躍しています。
国際交流員(CIR)とは?
守谷市はドイツのバイエルン州マインブルク市と姉妹都市を締結しています。
シルビアさんは、2023年8月にJETプログラムの国際交流員としてドイツから守谷市にやって来ました。JETプログラムとは、国などの協力の下で海外の青年を招致して任用し、地方自治体で国際交流業務と外国語教育に携わる事業のことです。
シルビアさんの出身地デュッセルドルフには多くの日本企業が拠点を置き、その駐在員や家族が居住していて、ヨーロッパで3番目、ドイツで最大の日本人コミュニティーがあります。
子どもの頃から日本食や日本の企業に触れる機会の多かったシルビアさん。
16歳から日本語を学び始め、大学時代には京都や沖縄で暮らしたことも。
「守谷は市街地も自然もあって自転車で動きやすく、人も優しくてとても暮らしやすい」とお気に入りです。
いち押しの国際交流ボードゲーム会
国際交流員は、地域レベルでの草の根の国際化推進を目的に活動します。
シルビアさんはこれまで「ドイツ語コミュニケーション講座」「クリスマスクッキー作り」など、さまざまなイベントを企画。
「広報もりや」でコラムも執筆し、日本の文化をテーマにドイツとの違いなどを楽しく伝えています。
そんな彼女の今いち押しのイベントが「国際交流ボードゲーム会」です。
実はドイツは「ボードゲーム大国」で、毎年世界で発行されるボードゲームの4分の1がドイツ産だとか。
ボードゲーム会は守谷に住むすべての人が参加でき、さまざまな国のゲームで遊びながら国際交流を図るのが目的です。
ゲームはドイツの「ニムト」、日本の「neu(ノイ)」、フランスの「Spot it!(スポット・イット)」など、言葉が分からなくても遊びやすいものを採用しています。
「ゲームを通して母語が異なる人たちと交流できることがうれしい」とシルビアさん。
参加者からは「101まで数えるゲームを英語でやって、勉強になった」「三つの言語のミックスで話せて楽しかった」など好評です。
日本語と英語の説明書が用意され、「気軽に参加してほしいから」と予約は不要、参加費も無料です。(取材・執筆/新川)
次回予告/2月18日(火)
午後7時~午後8時30分
場所/守谷市中央公民館(もりりん中央)2階視聴覚室
住所/茨城県守谷市百合ケ丘2-2540-1
Instagram/@moriya_kokusai
※申し込み・参加費不要
※先着優先
問い合わせ
電話番号/0297-45-1111
守谷市役所 市民協働推進課