鈴村健一さんのラジオ番組『鈴村健一のラジベース』に潜入! 鈴村さんと畠中 祐さんが推し声オーディオプロジェクトを語りつくす
鈴村健一さんがパーソナリティを務めるラジオの基本(ベース)に立ち返ってお送りするラジオラジオしたラジオ『鈴村健一のラジベース』が文化放送「超!A&G+」【毎週火曜21:00~22:00】にて生放送中です。また、ABEMAビデオではアーカイブを配信中。
今回、人気番組『鈴村健一のラジベース』に、推し声オーディオ「EX-DUB1」(通称だぶわん)の専用USBメモリー第二弾「USB‐VA1HT」を発売した畠中 祐さんがゲスト出演しました。
推し声オーディオプロジェクトとは、「声優の“声”をより良く聴く」をコンセプトとしたプロジェクト。鈴村さんや畠中さんもプロジェクトメンバーとして参加され、JVCケンウッドの音に関するノウハウを用いて可能な限り声優や音響監督などが意図した声や音を忠実に再現することで、その魅力をさらに伝えることを目指しています。鈴村さんの「EX‐DUB1」専用USBメモリー「USB‐VA1」もアニメイトにて発売中です。
アニメイトタイムズでは、『鈴村健一のラジベース』に潜入! 鈴村さんと畠中さんの推し声オーディオ談義をレポートします。
【写真】『鈴村健一のラジベース』鈴村と畠中 祐が推し声オーディオプロジェクトを語る
好きなことを追求したオリジナルボイストラック
ゲストの畠中祐さんがさわやかな笑顔で登場すると、さっそく推し声オーディオの話題に。推し声オーディオ「だぶわん」(EX-DUB1の愛称。以下、だぶわん)がどんなものなのかと、リスナーのために鈴村さんがだぶわんについて『仮面ライダー』の予告風にご紹介。
それを聴いた畠中さんが「これが『仮面ライダー』の予告風なんだ!」と嬉しそうにつぶやくと、鈴村さんは『仮面ライダー』のナレーションセリフを巻きでスラスラとしゃべり、「これです!」と実践。そんな鈴村さんのアクションを見た畠中さんが「早口なのに、めちゃめちゃハッキリ聴こえる!すごい!」と喜ぶシーンも。
だぶわんは通常の再生機器では伝わりにくい声優の「声」の魅力を表現してくれる声優ファンのためのコンポ。そんな声優ファンにとっては夢のようなオーディオDUB1専用USBメモリー(第二弾・USB‐VA1HT畠中祐Version)を発売した畠中さんは「自分の好きなことをUSBの中でやらせてもらえるから、僕としてはすごく楽しかったですね」と振り返ります。
好きなことを追求したというオリジナルボイストラックで、鈴村さんはオリジナル音声データ「おはようボイス50」&「鈴村健一のラジベース」内で使用されたジングルに合わせて7種の歌詞をつけた「やる気ソング7」、畠中さんはオリジナル筋トレボイス「祐といっしょに☆筋トレ」&一人芝居ボイスドラマ「Stage」を収録。
ボイストラック収録について、鈴村さんは「ゴリゴリ収録していって、一瞬で終わった!」とコメント。そんな鈴村さんを前に、ニンマリした畠中さんが「ボイスドラマは、5ページの台本に収録2日かけました!」と伝えると、スタジオ内は大爆笑。対照的なお二人の収録時間なのでした。
畠中さんは、これまで多くの作品で一緒にお仕事をされてきた音響監督・三間雅文さんと「今回は徹底的に向き合って、丁寧に作品を作っていった」と話します。三間さんとの貴重な時間だからと、畠中さんは書きおろしの一人芝居を提案したそう。
収録当日は気合を入れて収録する畠中さんでしたが、三間さんからダメ出しされ、持ち帰って別日に再び収録に挑んだというエピソードも飛び出しました。
そんな畠中さんに、鈴村さんが「祐の思いを受け取って、俺もじゃあやってやるぜ!って、三間さんが思ったんだと思うよ」と声をかけると、畠中さんも頷きながら「この作品は自分の中でも残るものだと心から思っております!」と作品への愛を伝えました。
その後は、購入したリスナーの感想メールを鈴村さんが読み上げると、畠中さんは熱心に耳を傾け「励みになる感想!」、「作って良かった!」、「心から嬉しい!」とひとつひとつ丁寧に言葉を返していました。
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オーディオ・ブランドーの音響無駄知識!
続いて、鈴村さん演じるオーDIOと畠中さん演じるジョニ中が「音や声、オーディオに関する知識」を紹介する「オーディオ・ブランドーの音響無駄知識!」コーナーへ。楽しそうにハイテンションで演じる鈴村さんと畠中さんがハイカロリーでコーナーを進めていきます。
この日、オーDIOさんがリスナーに紹介したのは、「コンポ」についてです。
コンポ(コンポーネントステレオ)とは、1972年頃から登場したアンプ、スピーカー、ラジオ、レコードプレーヤー等が分かれた機器のこと。コンポをあらかじめメーカー側で組み合わせてワンセットにしたものがシステムコンポ(通称シスコン)。シスコンにより、接続の仕方などに詳しくない人も音楽を楽しめるようになり、以降フルサイズコンポ、ミニコンポ、ミニミニコンポ、マイクロコンポといったサイズの小型化が進みました。
コーナーでは、通常モードに戻った鈴村さんがZ世代の畠中さんやリスナーにもわかりやすく、時代を振り返りながら説明。1970~1980年代に起こったオーディオオタクが各機器をそれぞれ揃えるムーブメントや鈴村さんが子どもの頃に起こったミニコンポブームなどを交えて紹介していきます。
さらに、畠中さんが「親父がめちゃめちゃオーディオ好きだった」と音響にこだわった自宅のお部屋でのコンポの思い出話をすると、鈴村さんも「わかる!」と頷き、コンポトークに花を咲かせるのでした。
だぶわんは声優の「声」を中心に開発し、推しを直接浴びる推し活だけでなく、日常でもクオリティーの高い「声」の力で推し活を満喫できる、楽しいコトを目指したコンポ。
鈴村さんは「家のコンポも(興味を持ってほしい)ですけど、何よりも、この子(だぶわん)に興味持ってほしいな」とつぶやくと、畠中さんが「体験してみろ、みんな!」とリスナーに熱いメッセージを送りました。
ハタ×スズ推し声3分対談
その後は、テーマに沿って鈴村さんと畠中さんが3分間トークしていく特別コーナー「ハタ×スズ推し声3分対談」へ。
1つ目のテーマ「最初に推し声オーディオの話を聞いた時にどう思った?」に、鈴村さん、畠中さんは「ビックリしました」とコメント。
だぶわんについて、ラジオやTVの歴史は長いのに、声に特化したもの(オーディオ)が今までなかったこと、そこに気づいて声に特化したオーディオを作ったこと、そしてだぶわん専用USBメモリーのお仕事ができたことを含めて、ビックリしつつ、新しい試みで楽しかったと説明します。
そして、今回の推し声オーディオプロジェクトについて、畠中さんが「名誉ある仕事で、贅沢な内容、最高の時間でしたね!」と話すと、鈴村さんは「ぜひだぶわんを手に取っていただいて、自分のお家にお迎えして、楽しんでいただきたい!」と伝えました。
2つ目のテーマ「推し声オーディオを使って、改めて見てほしい作品は?」に、鈴村さんは「あえて最新の機器で、昭和の特撮を見てほしい」と熱弁。鈴村健一モード(USB-VA1内の「トクサツ」&「ショーワトクサツ」)にもありますが、最新の機器を使うことによって、昭和の特撮作品をより立体的な音で堪能することができると語ります。
畠中さんは「豊洲PIT(畠中さんのライブが行われた)の雰囲気を味わってもらいたい」とアピール。畠中祐モード(USB-VA1HT内の「TASUKU LIVE」)は、豊洲PITの8列目辺りで聴くイメージのモードなので、畠中さん自身の曲だけでなく、映画やアニメも見ると、会場を感じて新鮮だと話します。
コーナーラストは、リスナーのリクエスト曲へ。鈴村さんも好きだという畠中さん作詞の『ボトルメール』を畠中さん自らが曲紹介して終了となりました。
ラジオ収録は終始、明るく和やかなムードで進行。ナチュラルで寛容な先輩・鈴村さんと熱心でにこやかな後輩・畠中さんのトークの息はピッタリ。お互いを尊重し合いながら、楽しんでいる。そんなあたたかいムードが放送から伝わってきました。
番組概要
番組名:鈴村健一のラジベース
放送媒体:文化放送インターネットラジオ『超!A&G+』
放送時間:毎週火曜日午後9時00分~10時00分
メールアドレス:base@joqr.net
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