「スノーピークがフライフィッシング市場に本格参入!」 春夏の最新【釣りウェア】を厳選紹介
1月30日に開催されたスノーピークの新商品説明会に参加。2025年からフライフィッシング事業を展開し、本格的にフィッシング業界に参入するようだ。発表会の中で気になったフィッシングアパレルアイテムを紹介していく。
スノーピークがフライフィッシングに本格参入
アウトドア好きで「スノーピーク」を知らない人はいないだろう。キャンパー達から厚い支持を得ているアウトドアメーカーの雄だ。そんなスノーピークが2025年から本格的にフライフィッシング事業を展開していく。それに伴い開催された「スノーピーク2025新商品説明会」に参加した。
店舗での商品展開
フライフィッシング事業は、全国のスノーピーク直営店舗のほか、TIEMCO社によるフィッシングアパレルブランド「フォックスファイヤー」で展開。
さらに店併設型のスノーピーク ルクアイーレ大阪店や、スノーピーク、TIEMCO、アイビック、アイビック食品の4社で設立した株式会社キャンパーズアンドアングラーズ運営の店舗など、複数の形態で展開していく予定だ。
フライフィッシング体験拠点
商品の開発販売だけでなく、キャンプとフィッシングを組み合わせた体験型の拠点も展開していく。現地では商品の販売に留まらず、製品のレンタルから、初心者でも安心な専門スタッフによるレクチャープランなどを提供するフライフィッシングの総合型体験拠点となる。
2023年に開業したフィッシング用ポンドを有する初の直営キャンプフィールドであるスノーピーク白河高原キャンプフィールドを皮切りに、今後も国内外で展開を計画しているようだ。
注目の新商品をピックアップ
説明会では、2025年春夏の新作アイテムを中心にお披露目。気になった新作アイテムを厳選して紹介していきたい。
1. 通気性の良いウェーディングジャケット
「SR-1 GORE-TEX Storm Shield Wading Jacket」は、雨の日やウィンドブレーカーとしても使用できるアイテムで、繊度が80デニールと厚手。水の中に入って着用できるよう丈が短くなっているのが特徴だ。
注目したいのは、フロントにある大きな2つのポケット。フライフィッシングで使用する小物もすっぽりと入れることが可能。その他にも脇の下のベンチレーションや、口元の通気口など、細部の設計にもこだわっている。
・サイズ:S,M,L,XL
・カラー:ブラック、グレー、ダークオリーブ
2. 軽量かつ動きやすいウェーダー
「SP GORE-TEX Comfy Waist Hight Wader」は市場に出ているウェーダーは4層生地が一般的だが、このアイテムは軽量性や動きやすさを優先するために3層生地を採用。
注目したいのは、フロントにファスナー。釣行後、汗でウェーダーと肌がくっついて脱ぎにくいのはあるあるな話だが、このフロントファスナーがあることで着脱しやすいのが嬉しい。
ポケットも多く配置されており、収納力もバッチリ。ウェーダーの内側にもストレッチ素材のポケットが配置されており、濡らしたくないアイテムを入れることができる。
・サイズ:S,M,L,XL,XXL
・カラー:グレー、グレージュ
3. 肩ベルト仕様のフィッシングベスト
「V1 Strap Flyfishing Vest」は、スノーピークの代表的なアパレルアイテム「TAKIBI Vest」から着想を得て作ったのが、このフィッシングベストで、市場にあまりない肩ベルト仕様を採用しているのが特徴だ。
ベスト各所にDカンがついており、ポケットの数はなんと合計26個と収納性抜群。小物類を多く持って行くフライフィッシングにピッタリだ。
・サイズ:M,L
・カラー:グレー、ベージュ、オリーブ
<河野陸/TSURINEWS編集部>