平沼高女子ハンドボール部 3年連続全国へ 「初戦突破」目指す
県立横浜平沼高校(小島由美校長)=西区=の女子ハンドボール部が、3月24日から大分県で開かれる「全国高等学校ハンドボール選抜大会」に出場する。同大会への出場は、3年連続の快挙。
同校女子ハンドボール部は、夏のインターハイに4回、春の全国高校選抜大会は今大会含め7回出場する強豪校だ。特に昨年の代は、県大会を全て優勝し「平沼史上最高の戦績を残した」といわれた。一方、新チームは高校からハンドボールを始めた生徒も多く、チーム全体の経験値は高くないという。
同部顧問の傳法谷(でんぽうや)彩希さんは「試合経験に関わらず、全員で戦うことが勝ちにつながった。伸びしろがあるチーム」と期待する。過去2年の全国は1回戦敗退だったため、まずは「初戦突破」を目指す。部長の加藤はるなさん(2年)は「3年連続出場というプレッシャーがある中でチーム一丸となって戦い、出場権を勝ち取ることが出来てとても嬉しい」と喜びを語り、「支えてくださった方々に感謝して一勝でも多く勝ち抜き、チームを一歩前進できるものにしたい」と意気込んだ。
同窓生がエール
全国大会を前に9日、壮行会が開催された。選手や卒業生、校長、保護者ら総勢77人が参加し、選手の決意表明のほか、同窓会とOBOG会から支援金が贈呈されるなど、後輩たちに熱いエールを送った。当日は卒業生を送る会と現役生やOBOGチームによる交流試合も行われた。