【速報】静岡学園、PK戦で東福岡に敗れ4強入りならず<全国高校サッカー選手権準々決勝>
第103回全国高校サッカー選手権は1月4日、準々決勝4試合を行った。5年ぶり3度目の全国制覇を狙う静岡学園(2年連続15度目出場)はUvanceとどろきスタジアムで東福岡(3年ぶり23度目出場)と対戦し、0-0のままPK戦に突入。4-5で敗れ、4強入りはならなかった。
静岡学園は3回戦から先発2人を入れ替え、今大会3戦連発中だった篠塚怜音(ジェフ千葉U-15)と県予選得点王のFW乾皓洋(高石中央FC)をベンチに置いてスタートした。
前半は中盤の攻防でどちらも一歩も引かず、膠着状態が続いた。静岡学園は前半6分、フリーキックの落としを堀川隼(VIVO FC)が、27分には密集地帯のこぼれ球を拾った天野太陽(大阪市ジュネッスFC)がシュートを放ったが、いずれも相手の堅守に阻止された。
後半開始から篠塚、乾を投入した静岡学園は立ち上がりからボールを支配して一方的に攻め立てた。しかし、東福岡の粘り強い守備に手こずり、相手の最終ラインを突き崩せず。終了間際には裏に抜け出した天野が相手と競り合いながらシュートを放ったがわずかに外れ、最後までネットを揺らせなかった。
0−0で迎えたPK戦は静岡学園の4人目、J1川崎入りする野田裕人(FCディバイン)と6人目の乾皓洋(高石中央FC)のキックが上に外れ、4-5で競り負けた。
静岡学園先発メンバー
GK
有竹拓海(2年、FC東京U-15深川)
DF
関戸海凪(3年 静岡学園中)
岩田琉唯(3年 1FC川越水上公園)
野田裕人(3年 FCディバイン)
鵜沢浬(3年 清水ジュニアユース)
MF
原星也(3年 静岡学園中)
天野太陽(3年 大阪市ジュネッスFC)
堀川隼(3年 VIVO FC)
佐々木雄基(2年 川崎フロンターレU-15)
神吉俊之介(2年 神野SC)
FW
加藤佑基(3年 奈良YMCA)