【検証】ドムドムの新メニュー『カツ丼バーガー』を魔改造したカツ丼は美味いのか? 試してみた結果…
バーガーチェーンの尖り枠こと「ドムドムハンバーガー」から、衝撃の新メニューが4月25日に発売された。その名も『カツ丼バーガー』だ。
もうメニュー名からして「?」が止まらない。バーガーなのに「丼」を名乗っているという、ドムドムらしい常軌を逸した世界観。
ただしこのバーガー、名前に「丼」が入っている以上、実際のカツ丼のような食べ方でも美味しいのか? という疑問が湧いてきた。そこで思い切って、本当のカツ丼に魔改造してみた。果たして結果は……?
・開封の儀
バーガーチェーンのハンバーガーを丼にするという常識では考えられない行動だが、自宅から1番近い店舗に到着。
店頭には『カツ丼バーガー』のタペストリーが存在感を醸し出している。
そして、申しわけ程度に「ごはんは入っていません」と表記されている。
さっそくレジで注文。しばらくすると調理したてでアツアツの『カツ丼バーガー』が姿を現した。
ハンバーガーの包装紙なのに、「カツ丼」と書かれているのがシュールだ。包装紙を開けて、いよいよ対面。
バンズを開けてみると、そこにはサクサクとしたカツの衣、そしてとろっとろの卵がたっぷりと絡んでいる。
・いざ実食!
持ち帰っていよいよ実食だ。まず2つに切ってみると、とろとろの卵がバンズに染み込んで柔らかくなってしまい、若干グチャグチャになってしまった。
なんとか直して、口に運んでみると……
たしかに「カツ丼」だ。
よくある「カツバーガー」とは明らかに違い、「カツ丼」の味わいがちゃんと再現されているのだ。そして、この肉厚さ。
食べるたびに、ハンバーガーとは思えないほどの「カツ丼」感が口の中に広がる。これは完全に盲点だった。さすが、我らのドムドムだ。
・魔改造してみた結果…
『カツ丼バーガー』の実力はわかった。ただ、やはり「カツ丼」を名乗る以上、ご飯との相性も気になるところである。ということで、白米に具を乗せて食べてみることにしよう。
バーガーから、具を取り出して……
ご飯に乗せて、速攻で完成。
カツは箸がスッと通るほど柔らかいのに、衣はサクサク。
これは期待していいのではないか? ドキドキしながら、口に運んでみると……
普通に美味いぞ。
当たり前だが、タレの量が普通のカツ丼には及ばないものの、ほぼ完全にカツ丼として成立している。
そして残ったバンズをどうしようか心配したが、これが意外や意外。むしろカツ丼の出汁やたまごのたれが染み込んだバンズは、それだけで小さなおかずのような味わいに変貌していた。
というわけでこういった斬新なメニューは、ドムドムならではのインパクト抜群のアイデアだ。ビジュアルを重視しつつも、味のクオリティも高い水準で保っている。
そして今回も期待を裏切らないというか、むしろ期待以上の満足感を与えてくれた。そんなわけで、近くにドムドムがあればぜひ一度食べてみることをオススメしたい。
ただし、ドムドムという名の狂気に触れすぎてはいけない。なぜならハマってしまったが最後、ノーマルの世界には戻って来れなくなるから……。
参考リンク:ドムドムバーガー
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.