防災庁の地方拠点 伊賀・名張両市とも誘致の意向
政府が2026年度中の設置を目指す防災庁に関して、三重県伊賀・名張両市がそれぞれ、地方拠点の候補地となる意向を7月18日に県へ伝えていたことが25日までにわかった。
政府は6月13日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2025」で、防災庁の地方拠点についても検討を進めることを示した。これを受けて県は、県内に地方拠点を設置することを求める要望書を同月20日に国に提出していた。
両市とも、内陸部に位置し、津波被害の可能性が少ないことなどから、誘致へ名乗りを上げた。具体的な候補地は今後検討していくという。
県によると、複数の市町が誘致の意向を示しているという。