名鉄瀬戸線・喜多山駅の下り線が7月26日高架化!名古屋市内の踏切9カ所廃止で「開かずの踏切」も解消へ(名古屋市)
名古屋市守山区の長年の課題だった「開かずの踏切」が、まもなく姿を消します。名古屋鉄道は、都心・栄と郊外を結ぶ名鉄瀬戸線で進められてきた喜多山駅付近の鉄道高架化事業工事において、2022年の上り線に続き、2025年7月26日(土)から下り線(尾張瀬戸方面)も高架に切り替わわると発表しました。これにより、今後は周辺の踏切9カ所が全て廃止され、慢性的な”交通渋滞の解消”と安全性の向上が期待されます。
名鉄瀬戸線 喜多山駅の変更点と高架化事業の概要
今回の切り替えにより、喜多山駅の下りホーム(尾張瀬戸方面)が高架上へ移設され、改札口とホームを結ぶ通路も変更されます。
この事業では、瀬戸線小幡駅〜大森・金城学院前駅間の約1.9kmを高架化し、合計9箇所の踏切が除却されます 。今回の下り線高架切り替えによって、残りの踏切も全て廃止となります 。
事業全体の完了は2026年度を予定しており、引き続き地上仮線の撤去や下り線の高架副本線の工事が進められます 。
長らく進められてきた喜多山駅付近の鉄道高架化事業が、いよいよ下り線の高架切り替えで一つの節目を迎えます。深夜から早朝にかけては切替工事が行われ、7月26日の始発からは高架での列車走行になります。地上を走る列車を見られるのは、7月25日が最後のチャンスになります。26日以降に喜多山駅を利用する方々は、ホームや通路の変更にご注意ください。
(画像:名古屋鉄道)
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