「ベランダ」が汚れる“2つのNG習慣”「衛生的にもよくない」「もう汚れを放置しない」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗濯物を干したり、ちょっとした癒し空間として使ったりすることも多いベランダ。しかし、屋外とあって汚れが溜まりやすく、毎日の小さな行動が“汚れる原因”になっているかもしれません。そこで今回は、ベランダを汚してしまう意外なNG行為と、手間をかけずに清潔を保つためのコツを合わせてご紹介します。
NGその1.鳥のフンを放置する
一度ついてしまうと、取るのも大変で見た目も悪い鳥のフン。じつはこれ、放置すると乾燥して粉状になり、風で飛んでアレルゲンや菌が飛び散る原因になることもあるんです。洗濯物に付着するリスクもあり、衛生面でも要注意です。
鳥のフンは、発見したらすぐに水を含ませたキッチンペーパーなどでやさしくふき取るのが基本。時間が経つと落としづらくなるので、手すりや室外機の上など、フンをされやすい場所はこまめにチェックしましょう。
NGその2.植物を置きっぱなしにする
ベランダにグリーンがあると癒されますよね。きっと、ベランダで家庭菜園を楽しんでいる方も少なくないでしょう。
しかし、お手入れをさぼるとベランダを汚す原因になりかねません。水やり後の水が流れっぱなしだったり枯れた葉が風で舞ったりと、放置すればするほど“汚れのもと”になります。
プランターには必ず水受け皿を使い、水が溜まったらこまめに捨てましょう。落ち葉や花がらもこまめに処分して、汚れを溜めない習慣が大事です。
週1・月1回のお手入れでキレイは続く!
手間をかけずに清潔なベランダをキープするなら、「週に1回、ホウキで軽く掃く」「月に1回、水を流して全体の汚れを流す」の2ステップがおすすめ。
掃除前に室外機の下や植木鉢の裏に虫がいないかもチェックしておくと、夏場の害虫トラブルも防げますよ。
「見落としがちな習慣」が汚れを呼ぶ
ベランダの汚れは、派手な汚れより“放置された小さな積み重ね”が原因です。鳥のフン、植物の手入れ不足など、心あたりがあればまずは1つだけでも対策を始めてみましょう。
「ベランダがきれいだと洗濯も気持ちいい!」そんな小さな満足が、日々の暮らしをもっと心地よくしてくれるはずです。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア