レッドロケッツ 悔しさを来季へ 市長へシーズン結果報告
女子バレーボール・SVリーグに所属するNECレッドロケッツ川崎の金子隆行監督、澤田由佳選手ら関係者は5月8日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に2024―25シーズンの結果を報告した。
チームは、昨年9月に行われたアジアクラブ選手権で優勝。今シーズンから新たに始まったSVリーグを戦いながら、皇后杯と世界クラブ選手権にも出場するなど厳しい日程の中、リーグ戦を2位で終え、チャンピオンシップファイナルまで勝ち進んだ。
中西了将GMは「8年ぶり2度目のアジア制覇ができた。日程面で難しいシーズンだったが、ファイナルは悔しい結果となった。これをバネに来季に向けて戦っていきたい」と前を向いた。日本代表コーチへの就任が決まった金子監督は「リーグ戦44試合、チャンピオンシップ5試合を戦うことができ、選手に感謝したい。地元に愛され、世界で戦えるチームになっていってほしい」とチームに期待を寄せた。キャプテンを務めた澤田選手は「長いシーズン、けが無くチーム全員で戦えた。地域やファンの声援が力になった。今シーズンの悔しさを原動力に来期SVリーグを戦いたい」と話した。
福田市長は「準優勝でもすごい。胸を張ってほしい。金子監督は代表コーチとして、チームは来シーズンに向けて頑張ってほしい」とエールを送った。