胆振東部地震のブラックアウトを経験した北海道民!災害への備えで足りてないと感じるものは?
東日本大震災からまもなく13年、また記憶に新しいところでは能登半島沖地震など、いつ災害に見舞われるかわからないなか、災害への備えどこまでしていますか?
今回は「災害への備え」をテーマに北海道の朝の情報番組イチモニ!で質問しました。
2018年に北海道胆振東部地震とブラックアウトを経験した北海道民が備えで不安に感じているものとは?
Q・足りていない備えは?
1・電源・防寒 3,816人 39%
2・食料 3,464人 34%
3・衛生用品 1,585人 15%
4・そのほか 1,284人 12%
やはり厳寒期のある北海道でブラックアウトを経験したこともあり、電源・防寒に対して不安があるとい行った人が多く、次に食料が続く結果になりました。
いただいたメッセージを一部ですが紹介します。
電源・防寒
札幌市 男性20代 「災害時の防寒用具が備えれてない。まだ寒い時期続くからこそ備えたい」
美唄市 女性30代 「電気が停まったら、厳しいかもです。懐中電灯とかランタンのような明かりを備えて無いので買ってきます。」
豊富町 男性40代 「家がオール電化なので、過去の経験から反射式ストーブと灯油は用意してますが、予備バッテリーに不安があります」
江別市 女性50代 「備えているつもりだけど足りているのか不安。モバイルバッテリーも家族全員分を賄えるのか…?予備の灯油やカセットガスも足りるのか…?」
苫小牧市 女性60代 「小さなストーブを一つしか用意してません。真冬に災害が起きない事を祈ってます。」
食料
札幌市 男性20代 「物価高もあり買いだめはできないなと感じてます。使う分をその日に買うようにしてます。半額とかあるとありがたい!」
恵庭市 男性30代 「缶詰などそろそろ入れ替えていかないとなぁと思いつつ全然やってなかったので、もう一度防災バッグの中見直します!」
幕別町 女性40代 「カンパンだけはあるのですが、その他のものがまだ揃えても身近にあるので今度買おうと思って後回しにしています。今日を機に考えを改めて、1から確認しまーす!」
札幌市 女性50代 「胆振東部地震の時に子供がストレスでお粥かゼリーしか食べられなかったので、常温で日持ちするゼリー系を探しています。」
帯広市 女性60代 「前日、避難袋の確認をしたところ、賞味期限の過ぎたチョコ、お粥、飲み物があり、買い替えが必要となりました…年に一回でなく、春、秋の2回は点検必要ですね!」
衛生用品
札幌市 男性20代 「トイレットペーパーがあと2つくらいしかないので、用意しなきゃと思いました」
岩見沢市 男性30代 「厚真の地震後、揃えたのですが少しずつ消費し、ほとんどない状態です。買い足さなければ。」
芽室町 女性40代 「簡易トイレまだ買ってません。一番必要になるものであるといいと思いますが、何がいいのかわかりません。」
旭川市 女性50代 「トイレが使えなくなったらどうしようと防災用品のカタログを見て思いました。早速、注文しました。」
函館市 女性60代 「ティッシュペーパーはガソリンを入れた時にもらったりするので在庫あるんですが、トイレットペーパーがいつもギリギリ購入なので少し不安です」
そのほか
札幌市 男性20代 「ぜんぶ…?かも。飲み水は箱買いしているのでありますが…」
帯広市 女性30代 「ベビー用災害セット足りてないと感じています。何をどれぐらい用意すべきなのか悩みます。帯広はいつ地震がきてもおかしくないので準備だけはしっかりしないと…」
札幌市 女性40代 「心構え。防災リュックは用意してるが、見直しをしてない。自分事として考えていきたいですが難しい。まずは、リュックを、見直して気を引き締めたいです。」
北広島市 男性50代 「震災直後は食糧などもそなえましたが今は食べて補充をしていません。これが、最悪の結果を招くのはわかっているのですが」
札幌市 男性60代 「家の耐震補強そのものがまだです。昭和の家なので心配ですが、お金がありません」
ブラックアウトを経験した北海道民にとって、停電になった時の不安が大きいことがメッセージから伝わってきました。
食料については、賞味期限が気づいたら切れてしまった!防災備蓄用に食料を蓄える余裕がないなどのメッセージが多くありました。
最近では、ローリングストックとして、無洗米や乾麺、シリアル、缶詰、レトルト食品など日常的に食べる食料で長期保存できるものストックしておき、賞味期限前に食べて新たに賞味期限が長いものを買うといったことを行っている人が増えてきているようです。
みなさんは災害の備えどこまで行っていますか?