全国学力テスト 小6・中3とも全教科で全国平均下回る 名張市
三重県名張市教育委員会は7月31日、小学6年生と中学3年生を対象にした国語と算数・数学、理科の2025年度全国学力・学習状況調査（全国学力テスト）の結果を発表した。同市は、全教科で全国平均を下回った。
学力テストは4月17日に実施され、同市内で小6は561人、中3は552人が受けた。正答率は小6が国語65％（全国66・8％）、算数55％（同58・0％）、理科54％（同57・1％）。中3が国語53％（同54・3％）、数学46％（同48・3％）だった。全国平均を500と設定する項目反応理論（IRT）で実施した中3理科のスコアは、495だった。
今回の結果について同市教委は、若手職員の増加を1つの要因に挙げた。今後、更なる研修の充実や、学校間の格差解消などに取り組むという。
