深刻化する薬物乱用問題「ダメ。ゼッタイ。」小倉駅JAM広場で街頭キャンペーン開催
薬物乱用が社会問題となる中、特に10代の若者を中心とした大麻乱用が深刻化しています 。福岡県内では、令和6年の大麻検挙者数が466人と過去最多の令和5年と同水準で推移しており、30歳未満の若年層の増加が顕著です 。この現状に対し、北九州市は薬物乱用防止キャンペーンを実施します。
北九州市が実施する「ダメ。ゼッタイ。」普及運動について
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、国民一人ひとりの薬物乱用問題に関する意識を高め、国連総会決議に基づく「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知を図るために全国一斉に行われる啓発活動です 。厚生労働省、都道府県、そして財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターが主催しており、北九州市もこの取り組みに賛同し、キャンペーンを実施します 。
高校生が参加する街頭キャンペーンにご注目ください
北九州市では、この全国的な運動に合わせて、高校生が市民に薬物乱用防止を呼びかける街頭イベント「ヤング街頭キャンペーン」を開催いたします 。
開催日時
令和7年6月14日(土) 午後1時~午後2時場所:JR小倉駅 JAM広場およびその周辺(JR小倉駅南口周辺)
当日は、市内高等学校の生徒をはじめとしたヤングボランティア約100人が参加し、薬物乱用防止への決意表明を行います 。また、関係団体とともに啓発グッズの配布も実施し、来場された皆様に薬物乱用防止への意識を高めていただく機会となります 。
このキャンペーンは、北九州市と北九州市「青少年の非行を生まない地域づくり」推進本部薬物等乱用防止対策部会が主催し 、公益社団法人北九州市薬剤師会が共催します 。市内6つの高校(北九州市立高校、小倉工業高校、真颯館高校、常磐高校、戸畑高校、八幡工業高校) やボーイスカウト、ガールスカウト などの協力団体も多数参加します 。
ぜひ、JR小倉駅JAM広場へお越しいただき、薬物乱用防止への意識を共有しましょう。