<未経験からのパワハラ>上司から「事務職なのに気が利かない」と言われた!もう心が折れた…
未経験の仕事は誰しも不安を持ちますよね。知識やスキルがないなかで一生懸命仕事を覚えて、毎日なんとかこなしている人も多いかもしれません。そんななかママスタコミュニティに寄せられたのは「1人事務職で気が利かない」というこんな投稿。投稿者さんは未経験で事務職をはじめて1年半、必死に仕事を覚えているなかで、上司から「気が利くほうじゃないよね、自覚ありますか?」と言われました。
『元々誰に対しても厳しめの上司。冬以降使っていない加湿器のお手入れサインがずっとついていたみたい。「気づいてスルーしてるのかと思うくらい、気づかなかったですか?」と言われた。私は背が低くて見えなかったし、ずっと使っていないから全然見ていなかったし…‥‥。頑張っていたつもりけど、自分が情けなくてこんなことで何もかもが辛くなった。どうしたら気が利くようになるんだろう。辞めてほしいと思われているなら、辞めたほうがいいのかと思った』
加湿器のお手入れサインがついていたのに気づいていなかったことを上司から指摘されたという投稿者さん。気づいていなかったことだけではなく、普段から気が利かないという性格のことまで言及されて精神的に辛くなったことが綴られていました。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが寄せられたでしょうか。
上司は厳しいのではなく嫌味!
『厳しめじゃなく嫌味な上司ですよ。未経験とわかって採用しているなら教わってないことはできなくて当然。しかも加湿器のお手入れって庶務業務。契約に庶務業務が入っていたとしても教えるべき。相手の立場に立って考えられていない時点で上司も気が利いてないよ』
『気づいていたなら自分でやればいいのに。その加湿器も事務職に含まれているの? それも業務なら一回は言ってほしいよね』
普段から厳しい物言いをするという投稿者さんの上司。しかし今回は業務上の注意ではなく、気の利かなさを指摘されたことで精神的に辛くなってしまったようです。しかしママたちからは上司を非難する声が続出していました。そもそも加湿器の仕事が事務職の業務範疇なのかという問題があるでしょう。気を利かせて業務以外のこともやるべきというのが上司の考えであれば、未経験で入社した投稿者さんに教えるべきではないでしょうか。「自分が気づいていたなら自分でやるか、指示すればいいのに」といったコメントもありました。
『前に「電話対応のことで気になる」と言われたことがあり、「何かあれば直すので言ってもらいたいです」と言ったら「自分で気づいてください」と言われました』
投稿者さんは以前も上司から仕事のやり方について指摘されたことがあるようです。具体的なことを聞いても「自分で気づいてくれ」と言われ、教えてもらえなかったんだとか。投稿者さんは気づけなかったから改善のために質問しているのに、その質問に答えずに自主的な気づきを求める上司。これでは投稿者さんがモヤモヤしてしまうのも無理はないですよね。
1人事務職は庶務や雑務も暗黙の了解でやるべきなの?
『気づきを与えることもせず漫然と待つだけなんて無能のすること。その上司はものすごく無能だし、パワハラですよ』
『具体的な指摘を何回もされてそれが身につかないなら言われても仕方ないと思うけど、具体的な指示ができない上司は間違いなく無能ですよ』
上司は投稿者さんを教育したり、管理したりする立場でしょう。それにも関わらず、具体的な指示を出さずに投稿者さんの性格や人格を否定するような物言いをしています。これはするべき仕事をやっていない怠慢とも言えるのではないでしょうか。「あなたではなく、その上司が仕事できていないよ」といったコメントもありました。
『昔の上司に「前の営業所にいた事務の人は、みんなの机とか電話を拭いていたよ」と言われたことがある。1人事務って全般求められることがあるよね』
『事務員さん1人の職場って、営業経理事務以外にも目に見えない雑用を含む場合があると思う。ある意味家庭の主婦のように細かいことに目配りするといいのかな』
一方で1人事務職の大変さに言及していたママもいました。1人事務職となれば、当初教えてもらった業務内容以外の雑務や庶務も暗黙の了解でやるべきだと、その上司は思っているのかもしれません。投稿者さんは自分の仕事内容にどこまでが含まれているのか、改めて上司に確認してみてもよいかもしれませんね。自分の今やっている仕事の他にも細々とした雑務もこなさないといけないと分かれば、自分が今後やっていける職場かどうかを見極めることもできるのではないでしょうか。
上司の言葉すべて真に受ける必要はない!完璧にはなれないよ
『気が利くってとても難しいことだよ。あれもこれもアンテナ張って、すべてに目が行き届くなんて神様。できる範囲の最善を尽くすのみ。人間は完璧にはなれないよ』
『気が利くようになるのは自分に余裕が出てきてから。周りが見えるようになってからだと思う。気にしなくていいよ』
『上司がなかなか異動しなくて、何年も耐えて私は病んだから無理しないでね 』
『1人というのは辛いけど、やり方次第では上を目指すことができるよね』
投稿者さんは上司の指示を聞いていなかったり、指摘を受けて改善しなかったりしているのではなく、「気が利かない」という曖昧な点を指摘されています。しかしこの「気の利かなさ」についても、上司がうまくマネジメントができていないという見方もできるため、投稿者さんばかりに非があるわけではないでしょう。そもそも気が利いて雑務までこなせるのは、ある程度の経験を経て余裕が出てきたときではないでしょうか。未経験で始めてようやく今の仕事に慣れ始めた投稿者さんに求めるのは、まだ早いとも考えられます。
「上司の言葉をすべて真に受ける必要はない」「人は完璧じゃない」と励ましのコメントもありました。上司の存在が精神的に辛くなるなら、退職も視野に入れていいかもしれません。まずは具体的な仕事内容の確認や指示の仕方について要求をする。それでも上司が変わらず、投稿者さんも気に病むようだったら退職も検討してみてはどうでしょうか。もちろんこのまま続けて上を目指すというのもあり。どちらにせよ、上司の「気が利かないよね」という言葉を気にしすぎることなく、自分の今できる範囲で仕事と向き合ってみてほしいです。