【コーミ】名古屋の人が羨ましい! 味仙監修「青菜炒めの素」は値段は高いがいいお味
こんなことを言うと怒られてしまうかもしれないが、個人的に名古屋は「意外と食べたいものがない街」だと思っている。独自の食文化があることは承知しているが、どれもイマイチ決め手に欠けるのだ。
そんな中、名古屋に行ったら迷わず足を運ぶのが『味仙(みせん)』である。台湾ラーメンはもちろん、コブクロも最高! この記事ではその味仙にまつわるご当地調味料(?)をご紹介したい。
・味仙最高
今や全国区となった「台湾まぜそば」も、元ネタは味仙の「台湾ラーメン」である。一口に「辛旨」というのは簡単だが、あの中毒性のある味わいは唯一無二の辛旨ラーメンと言っていいだろう。
さて、つい先日のこと。名古屋在住の友人と東京で会った際、気になるお土産をもらった。それが『味仙 青菜炒めの素』である。
商品名の通り、味仙が監修した青菜炒め専用のソースで、名古屋の調味料メーカー「コーミ」の商品のようだ。ふむ……コーミ?
・コーミ
気になり調べてみたところ「コーミ」は名古屋民に圧倒的な支持を受ける「ソース」が有名なんだとか。別の名古屋在住の友人は「値段は高いがいい味です、のCM知らんの?」となぜか驚いていた。
つまり名古屋の調味料メーカーが、名古屋の名店とコラボした商品が『味仙 青菜炒めの素』というワケ。オンライン価格は303円とややお高めだが、値段は高いがいいお味なのだろうか?
・作って食べてみた
というわけで、さっそく青菜炒めを作ってみることに。調理というほどの調理はなく、ものの2分ほどで青菜炒めが完成した。
サラダ油を引いたフライパンで小松菜を炒める。
ややシナッとしてきたらソースを全投入。
ササッと小松菜とソースと和えつつ炒めれば完成。
今回は小松菜を使用したが、パッケージによるとほうれん草でも可とのこと。もちろん空芯菜でもチンゲン菜でも大きく味が変わることはないのだろう。
さっそく食べてみると……おっ? 結構ウマい! にんにくと鶏ガラの味はわかるが、自前とは違う品があるような……? あまりこっち系の調味料を使ったことは無いが、驚くほど本格派の青菜炒めになっていた。
とはいえ「味仙の青菜炒めなのか?」と言われたら、正直に「わからない」としか言いようがない。かろうじて台湾ラーメンは味が思い出せるが、青菜炒めは……。ただ「美味しい青菜炒め」とは自信を持ってお伝えできる。
・絶賛
念のため、商品のことは伏せて他の記者にも青菜炒めを食べてもらったところ、以下のような感想を教えてくれた。
「ウマいですね。濃厚な旨味があるというか。自分で作れそうと言えば作れそうな味なんですけど……でもウマいです」
「これはウマい。なんかいい中華料理屋の味がするよ。あ、味仙なの? なんか味仙ってもうちょっとダイナミックというか雑なイメージだった」
ご覧のように、どちららも「美味しい」ということは共通している。いや、メッチャ簡単なのにこれは確かにウマい。303円するものの、確かに「値段は高いがいいお味」であった。
というわけで、名古屋にお出かけの際はスーパーなどで「コーミ」の調味料を探してみるのも楽しいかもしれないぞ。私も機会があればいつか「コーミのソース」を試してみるつもりだ。
参考リンク:コーミ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.