12球団最多エラーのDeNA、悲願のリーグ制覇へ守備力強化ヨ・ロ・シ・ク!!
2024年は牧秀悟18失策、森敬斗12失策など計96失策
2024年の日本シリーズで優勝したDeNAは沖縄県宜野湾市でキャンプイン。1998年以来のセ・リーグ制覇と連続日本一へスタートを切った。
課題のひとつが昨季12球団ワーストの96失策を記録した守備力の強化。リーグトップのチーム打率.256をマークした強力打線を持ちながら、守備の綻びで自滅したこともあっただけに今春キャンプの大きなテーマのひとつとなっている。
昨季、チームで失策が最も多かったのはセカンドで18個を記録した牧秀悟。12球団でも阪神・佐藤輝明の23失策に次いで、ワースト2位だった。
さらにショートの森敬斗が12失策、サードの宮﨑敏郎が9失策、ファーストのオースティンが8失策、京田陽太がファースト、サード、ショートで計7失策を記録している。柴田竜拓、度会隆輝、石上泰輝は4失策だった。
挟殺プレー失敗に激怒したバウアーが復帰
内野のユーティリティプレーヤーとして昨季も無失策だった大和が退団。オフに濵口遥大との交換トレードでソフトバンクから三森大貴を獲得した。
いずれにせよ、ポジション争いをしながら切磋琢磨してレベルアップを図るしかない。
今季は2年前に10勝をマークした右腕トレバー・バウアーが復帰。2023年7月1日の中日戦で味方内野陣が挟殺プレーに失敗したのを見て激怒したシーンをご記憶の方も多いだろう。
バウアーでなくても怒りたくなる凡ミスだったが、同じ失敗を繰り返さないようにキャンプで内野陣の連係プレーも入念にチェックしておく必要がある。
日本一となって注目度が高まっているとはいえ、セ・リーグでは昨季3位。まだまだ完成途上のチームだ。野球の基本と言える「投手を中心とした守り」を底上げしない限り、リーグ制覇は簡単ではない。キャンプでどこまで守備力を向上できるか注目される。
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記事:SPAIA編集部