「冬の思い出」ずらり 銀座土曜会のあんどん物語
藤沢駅北口から南仲通り交差点へ続くおよそ400メートルの歩道上に今月1日から飾られているあんどんが、通行人の目を楽しませている。藤沢駅北口の商店街「藤沢銀座土曜会」が主催する「あんどん物語」と題した夏の恒例イベントで、今回は初の試みとして時季を冬にずらし、5年ぶりの開催となる。
飾られているあんどんは250個。あんどんの4面には近隣児童約500人が「冬の思い出」をテーマに描いた絵と協賛事業者のロゴが貼られている。鵠沼、大道、本町、藤沢小学校の子どもたちがイメージしたクリスマスや元旦、雪だるま、雪うさぎなど、思い思いの風景が商店街を照らしている。同商店街によると1日の点灯開始以降、絵を描いた児童やその家族があんどんを見に訪れているという。
7日、通行人の女性はあんどんを見上げ、「これ懐かしい。小学校のころ絵を描いたな」と思い出に浸っていた。
点灯は28日(金)までの日没から午後11時まで。問い合わせは銀座土曜会協同組合【電話】0466・22・6850。