投資詐欺で1350万円被害 名張の50代女性 アプリでは利益が表示
三重県警名張署は3月7日、名張市の50代女性がSNS型投資詐欺で現金約1350万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。
同署によると、女性は昨年10月にフェイスブックで知り合った人物から「経済学の教授をしているおばの指導を受け、金への投資をしている。あなたもやってみないか」などと誘われ、アプリをダウンロード。入ったLINEグループで指示されるまま、金投資や手数料などの名目で昨年11月から今年3月3日までの間に計8回にわたり現金を指定された口座に振り込み、だまし取られた。
アプリ上で表示された利益が出金できないことを不審に思った女性が、やり取りをしていた証券会社を調べたところ登録がなかった。女性は6日に同署に相談し、同署が被害届を受理した。