原|打ちたてのそばを生醤油と大根おろしでさっぱりと楽しもう!駅近の好立地が嬉しい蕎麦割烹
暑いときは冷たいつけだれでさっぱりと、寒い季節はだしのきいた温かいものを食べたくなる人気の麺類といえば「そば」。
そば粉の配合率や使用部位、切り方によってさまざまな味わいやのど越しが楽しめる蕎麦は、日本を代表する麺料理として古くから愛されています。
一般的にそばは、出汁のきいた醤油ベースのタレをつけて食べるものが主流ですが、今回いただいたそばはちょっぴりユニーク。
大根おろしに生醤油を垂らして食べる変わり種のそばは、残暑の厳しい晩夏のディナーにぴったりです♪
お酒のアテにもぴったりな爽快感たっぷりな生醤油おろしそばに、ぜひ注目してみてください。
駅から近い好立地が嬉しい!店内で打ちたての美味しいそばを楽しめる「蕎麦割烹 黒帯(くろおび)」
駅近&駐車場完備でアクセス効率抜群!豊富なメニューを楽しめる蕎麦割烹
この日足を運んだのは、地下鉄鶴舞線・原駅から徒歩2分ほどの場所にある「蕎麦割烹 黒帯」さん。店名に“割烹”とつくことからも、このお店がお店でそばを打ち商品として提供していることが想像できますね!
工場で大量生産されるそばにも美味しいものがありますが、お店で丁寧に打った手打ちそばは、職人さんの癖やこだわりが垣間見える気がして、個人的にとても興味をそそられます。
お店に到着したのは19時半ごろ。地下鉄の駅から近くアクセスしやすいという理由でこの日のディナーをここに決めたのですが、駅に近い好立地とあわせて専用駐車場も完備。
これは、予想していたよりも混んでいるかもしれない…と若干懸念しつつも、とりあえずは店内へ入ってみることにしました。
そばの種類ごとに産地が違う!食べ方の種類も豊富で思わず目移り
ところでみなさんは、“そば”の種類と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
個人的には、そばの実の中心部分(一番粉)を使った白くてのど越しの良い更科そばが好み。しかし、一般的な蕎麦のイメージは、そば粉の色味が強く弾力のある田舎そばや純粋なそば粉のみを使う十割そばが主流なのではないでしょうか。
こちらのお店では、そばの種類によってそば粉を仕入れる産地を変えており、そばの種類とその産地が一覧になった掲示が、店内の壁に掲示されています。
日本で有名なそばの産地は北海道や長野県、茨城県、福井県などが挙げられますが、そのほかの地域でも美味しいそばの産地があるということを、この掲示物から知ることができました。
セオリー通りではつまらない!そんな日に選んだ変わり種の「生醤油おろし」
●生醤油おろし 1,100円(税込)
いつもなら、天ぷらのついたそばや、自然薯や納豆などのねばねば系のそばを選びがちな私。しかし、この日はいつもと違うものが食べたい気分だったので、地元のそば屋ではあまり見かけない「生醤油おろし」を食べてみることに。
大根おろしを使ったそばは割とメジャーな印象ですが、生醤油を使うそばはちょっぴり珍しい印象です。
有名うどんチェーンでおなじみの生醤油うどんのように、丼に盛り付けられたそばに大根おろしと生醤油をぶっかけて食べるのではないかと予想していたのですが、その予想は見事に外れました。
提供されたのは、もりそばスタイルの冷たいそばと大根おろし。別添えで、刻みねぎの入った小鉢と生醤油の入った醤油差しが添えられています。
ほどよくコシがありのど越しのよいそばは、どんなつけだれやトッピングにもあう万能なそばという印象です。
生醤油は、大根おろしが入った小鉢に好みの量を注ぎます。
生醤油はストレートなので、入れすぎるとかなり塩辛くなってしまうのでご注意を。
一般的にもりそばは、少量のそばを箸ですくってつけだれにつけて食べる手段がセオリー。しかし、この生醤油おろしは、小鉢にそばをつけるだけではあまり味がしませんでした。箸ですくった適量のそばを小鉢に入れ、生醤油とあわせた大根おろしを絡めて食べると、よりしっかりと味わえそうです。
一般的なそばつゆとは異なり出汁の風味はありませんが、大根おろしと刻みねぎのさっぱりとした味わいがとても美味しく、甘さのない純粋な生醤油の美味しさとそば本来の香りを楽しむことができました。
そして、そばを食べたあとの〆といえば、やはり「そば湯」でしょう。いつもなら、つけだれに使われている出汁の風味とそばの香りを楽しむ汁物という感覚で飲んでいましたが、今回は事情が違います。
生醤油おろしにはかつお節やあごだしなどの魚介だしが使われていないので、残った大根おろしがそのままだしの役割を果たすことに。
ご自宅で煮物や出汁おでんを作ったことがある方ならわかるかと思いますが、大根の煮汁って美味しいんですよね♪なので、この日いただいたそば湯も、大根おろしのおかげでとても美味しいものになりました。
臨場感を楽しめる!店内の中央に配置したそば打ち部屋は見学可能
この日はディナータイムの訪問だったので使用されていませんでしたが、お店の中央にはガラス張りになったそば打ち部屋がありました。
日中は時々ここでそばを打つ様子を見られるということなので、タイミングが良ければ、目の前で職人がそばを打つ姿を見学できるかもしれませんね!
このように、お客さんの目の前で蕎麦づくりをみせるスタイルも、同店が「蕎麦割烹」と名乗っている所以なのかもしれません。
みなさんもぜひ、美味しい手打ちそばを楽しめる「蕎麦割烹 黒帯」さんへ注目してみてくださいね!
INFORMATION
店名:
蕎麦割烹 黒帯(くろおび)
住所:
名古屋市天白区原1丁目612 幸商事ビル1F
営業時間:
[ランチ]11:30~14:30
[ディナー]17:30~22:00
日曜日、祝日はL.O21:00、21:30閉店
月曜
※祝日の場合は営業
Web:
http://kuroobi.nagoya/
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
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