木村達成主演の『狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~』 家族の日常を切り取ったかのような公演ビジュアルが公開
2025年10月11日(土)~18日(土)東京・IMM THEATERにて上演される、『狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~』の公演ビジュアルが公開された。
挑発的、熱狂的でありながらも、美しい詩的なセリフが印象的な数多くの伝説的戯曲を生み出した劇作家・清水邦夫が、新しい世代の作家としての地位を確立した戯曲「狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~」を、稲葉賀恵の演出で上演する。
娼家の女主人のヒモで、逃れたくてもその優しさから逃れられずにいる主人公・出を演じるのは、木村達成。共演に、岡本玲、酒井大成、橘花梨、伊勢志摩、堀部圭亮と、確かな実力を持つ俳優陣が集結した。
若者が熱をもって物事に向き合うことが難しい時代と言われる現代に、狂気の中にも不思議と人を引き付ける力強い魅力を持つこの戯曲を現代の演出家が手掛けることにより、人は本来何を求めているのか、この戯曲の熱の正体は何なのか問いかける。
今回、家族の日常を切り取ったかのような写真が印象的な公演ビジュアルが完成。娼家の女主人とその客、女主人から逃れたいヒモの青年、 若い娼婦とその客の若い男が繰り広げる“家族ゲーム”。その先にあるのは……。今よみがえる、伝説的で熱量あふれる舞台に期待しよう。