“もっと、もっと、ミッフィー”──絵本原画でたどる70年の軌跡。誕生70周年記念『ミッフィー展』が大丸梅田店で開催中!
1955年に誕生し、世界中で愛され続けるミッフィー(うさこちゃん)。その記念すべき70周年を祝う展覧会『誕生70周年記念 ミッフィー展』が、2025年8月14日(木)より大丸梅田店15階の大丸ミュージアム<梅田>で開幕しました。 テーマは「もっと、もっと、ミッフィー」。絵本シリーズ全32作の原画・スケッチや、デザイン的アプローチの源流をひもとく貴重な資料、そしてディック・ブルーナ氏自身の朗読映像など、多角的にミッフィーの魅力に迫ります。
絵本全32作の原画が集結、日本初公開のスケール
展覧会の核となるのは、1955年の初版『ちいさなうさこちゃん』から、ブルーナ氏の晩年作『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』(2009年)まで、全32作品の原画・印刷原稿が揃い踏みとなる圧巻の展示。ミッフィーが家族や友人との関わりを通じて成長する姿が、素朴な線と鮮やかな色彩で丁寧に描かれており、時代とともに進化してきた絵本の世界を俯瞰できます。
3作品を「もっと、もっと」深掘り。心揺さぶるテーマに注目
本展では、とりわけ感情や社会性に踏み込んだ3作──『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)、『うさこちゃんとたれみみくん』(2006年)をクローズアップ。
身体的な違いに対する気づきや死別の悲しみ、家族との絆といった深いテーマを、子どもにも伝わる誠実なまなざしで描き出した作品群は、アートとしての完成度はもちろん、ブルーナ氏の哲学が最も色濃く現れるセクションです。
20年ぶり公開、ブルーナの「朗読する声」と出会う
2005年の展覧会以来となる、ディック・ブルーナ氏による『うさこちゃんとうみ』(1963年)の原語朗読映像も見逃せません。ミッフィーの生みの親自身が語るオランダ語の響きは、作品に込められた情感やリズムを新たな角度から体験させてくれます。
デザインの源泉にふれる――ブルーナのアーティストとしての原点
ブルーナ氏は絵本作家であると同時に、卓越したグラフィックデザイナーでもありました。会場では、若き日の絵画作品や、出版社で手がけたペーパーバックの装丁、ポスターなども展示。シンプルな線と色で構成されるミッフィーの絵本が、どのようなデザイン思想から生まれたのかが立体的に浮かび上がります。
開催情報・チケット案内
展覧会名:誕生70周年記念 ミッフィー展
会場:大丸ミュージアム<梅田>(大丸梅田店15階)
会期:2025年8月14日(木)~9月1日(月)
入場時間:10:00~19:00(20:00閉場)※最終日は17:00まで(18:00閉場)
日時指定券制:ローソンチケットにて販売。先着順(Lコード:53421)
入場料:
一般・大学生1,800円(前売1,600円)
高校生1,300円(前売1,100円)
小中学生800円(前売600円)
※未就学児は保護者同伴で無料
情報リンク
展覧会公式サイト:https://miffy70.exhibit.jp
公式X(旧Twitter):@miffy_70ten
大丸梅田店展覧会情報:https://dmdepart.jp/museum/umeda/miffy70/
70年という長い年月を経てもなお、世代を超えて愛され続けるミッフィー。その魅力の源にふれ、アートとしての絵本の可能性をあらためて実感できる展覧会です。ぜひ会場で、ミッフィーが歩んできた70年の物語に触れてみてください。
PRTIMES:
引用元:【大丸梅田店15階】「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマに『誕生70周年記念 ミッフィー展』を開催!8月14日(木)から。