県を代表する企業に選出 スマートエイム株式会社
緑区二本松の建設・不動産業「スマートエイム株式会社」がこのほど、(株)IOBI(大阪府)が選出する「神奈川県を代表する企業」に認定された。相模原市内の企業が選ばれるのは初めてのことで、同社の村上翔一代表取締役社長=写真=は「積極的にチャレンジしてきたことが実を結んだ」と喜ぶ。
この認定は▽社会活動への取り組み▽地元の名産や地場産業ビジネスへの参画▽若手の育成▽独自の技術やビジネルモデル▽地域平均より高い給与水準――などの審査基準で選出されるブランド認証。県内では(株)ファンケル(横浜市)などが選ばれている。
同社は村上社長が建設業で一人親方として独立後、コロナ禍の2020年に設立した。1つの事業では何かあった時に従業員を守ることができないと考え、同年に不動産業を開業。22年からは測量業にも参入したほか、自社での新規製品の開発にも取り組んでいる。
村上社長は相模原青年会議所(JC)で副理事長を務めるなど、地域活動にも積極的に参加。新たなビジネスに挑戦し続ける姿勢と、地元企業としての取り組みが評価され今回の認定につながった。「子どもの頃から夢を諦めず思い続けて行動してきたことが今につながっている。『生まれや育ちに関係なく誰もが夢を叶えられる』ということを体現する会社になりたい」
現在は開発中の自社製品である、新しい形のアロマディフューザーの販売に向けた準備を進めている。村上社長は「これからも相模原の発展のためにどんどん挑戦したい」と話した。