JRグループ、2025年GWの利用状況は? 意外な伸びを示した特急列車も
JRグループが2025年GW期間の利用状況を発表。JR旅客6社合計(49区間)で特急・急行列車輸送量は前年度比103%となりました。
前半に飛び石連休が発生する並びで、4月上旬の予約席数発表時点では前年をわずかに下回るペースでしたが、東海道・山陽新幹線や北陸新幹線を中心に好調に推移しました。
在来線の特急列車ではきのくに線の特急「くろしお」が利用者数7万5千人(前年度比123%)と好調でした。和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で飼育されているジャイアントパンダ4頭が中国へ返還されることになり、多くの観光客が訪れたものと見られます。
【参考】親子パンダが可愛い新編成「パンダくろしお」登場!車内にはレアな子パンダも!?(※2020年7月掲載)
https://tetsudo-ch.com/10554395.html
JR西日本が発表した近距離利用状況によりますと、桜島駅や弁天町駅は大阪・関西万博効果で利用者が増加。新駅ビル「ミナモア」が開業した広島駅の利用者数も増えています。