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【真鶴 イベントレポ】青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)へ、箱根駅伝優勝盾が贈呈されました

湘南人

画像出典:湘南人

湘南の爽やかな海風を感じながら駆け抜ける、新春の風物詩「箱根駅伝」。

2025年の幕開け、第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)では、青山学院大学が大会新記録とともに2年連続となる往路復路完全総合優勝を成し遂げました。
今年も様々なドラマが繰り広げられ、スター揃いのランナー達の姿は未だ私たちの記憶にも新しいことでしょう。
箱根町と同郡である真鶴町では、学生たちの偉業が後世にも末永く伝えられるよう、10年ほど前より優勝記念の盾を贈呈しています。

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「本小松石」で作られる優勝盾

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優勝盾は、真鶴町の特産品である「本小松石」で作られています。本小松石とは、真鶴町の山側で採掘されている石の事で、香川県の「庵治石」・茨城県の「稲田石」に並ぶ、日本三大名石の1つとされています。

優勝盾の重さは7.7キロ。表には総合優勝の彫刻が、裏には優勝タイムに加え全10区間の出走選手名と個人記録が刻まれています。

ビタミンをたくさん摂って元気に頑張ってほしいと願いを込めて、真鶴の陽ざしをたっぷり浴びて甘く熟した名産品、デコポンと湘南ゴールドも盾とともに贈られました。

忙しい合間を縫って原晋監督が来訪

優勝盾の贈呈は3月12日の午後、青山学院大学相模原キャンパスで行われました。盾は、真鶴町議会、田中俊一議長と2名の職員により運ばれ、舞台となるグラウンドにはすでに練習中だった陸上部員が待つ中、原晋監督も駆けつけます。

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冒頭、公務のため出席できなかった小林伸行真鶴町長の言葉を田中議長が代読されます。先月発表された皆渡星七さんの訃報に触れ、お悔やみの言葉が述べられました。

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そして、
「2大会連続総合優勝誠におめでとうございます。この大舞台で連続してメダルを獲得するという偉業は、青山学院大学の強さと可能性を改めて示すものであり、日本の元気の源です。皆様の努力と情熱、そしてチームメイトとの協力が決起し素晴らしい成果を生み出したことに心からの拍手を送ります。真鶴町民も勇気と感動をいただきました。これからも更なる高みを目指して前進されることを期待し、全力で応援いたします」と伝えられました。

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撮影のあとには和やかな談笑も

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陸上部員を代表して受け取られた、主務を務める3年生の徳澄遼仁さん。昨年受け取った盾は、寮に飾られていると話してくれました。

本小松石が放つ堂々とした重量感は、優勝までの努力を重ねた日々の重みのように映ります。

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記念撮影を終えた後は、握手を交わして気さくに談笑される原監督。
短いひとときにも、明るいお人柄がにじみ出ていました。話題の中心は次の大会への意気込み。頭の中は、この週末3月16日に開催される『EXPO駅伝』のことでいっぱいの様子です。

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「いやー、美味しいものばかり食べすぎてしまって最近太っちゃっいましたよ。春に向けて絞らなくてはいけないですね。」
お腹を触りながら冗談めかしに語った原監督の言葉には、新チームへの期待に自らも律し、さらなる進化を目指す覚悟の現れのようにも聞こえました。

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この日は朝から小雨が降り続いていましたが、優勝盾が贈られたその一瞬は、厚い雲が割れて空が開き、青空が顔をのぞかせました。その光景はまるで、学生たちが紡ぐ青春の汗が未来へ光を繋げるために、希望の扉を押し開けた輝かしい瞬間のようにも見えました。

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青山学院大学相模原キャンパス

住所:神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1

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