【東広島】ベトナムの旧正月「テト」を祝う会が開かれ、伝統文化の体験交流やベトナムの正月料理を参加者300人が楽しんだ
広島ベトナム平和友好協会(赤木達男会長)は2月2日、東広島市総合福祉センター(同市西条町土与丸)で、ベトナムの旧正月「テト」を祝う会を開いた。ベトナム人技能実習生や留学生、日本人市民など約300人が参加した。
【写真】ベトナムの旧正月 「テト」を祝う会に300人 広島ベトナム平和友好協会
第一部の日本&ベトナム伝統文化体験交流では、着物の着付けや日本の伝統楽器、ベトナムの伝統舞踊「竹踊り」などを体験するコーナーが設けられ、和気あいあいと交流しながら互いの文化を楽しんだ。第二部では、参加者らがベトナムの正月料理「バンチュン」などを味わった。
参加したチャン・アン・ダックさん(33)は「今回で5、6回目の参加だが、年々参加者が増えているように感じる。たくさんの仲間とテトを祝うことができてうれしい」と笑顔だった。
赤木会長(73)は「ベトナム人にとって、テトは一年で最も大切な祭日。母国で迎えるのに負けないくらい楽しんでもらうとともに、同じ地域に住む仲間同士、相互理解を深める場にできれば」と話していた。(山口)
プレスネット編集部