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あなたは洋服で得する人? 損する人? スタイリストが教える、1着で10の効果を得る服とは

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世の中には、洋服で得をする人と損をする人がいます。

たとえば、白衣の下にYシャツとスラックスを身に着けている医師と、裾がゆるんだTシャツ、短パン姿の医師がいたとします。診察を受ける患者から信頼を得る可能性が高いのは、前者ではないでしょうか。

同じように、人と会うときは相手もあなたの洋服を見ています。

ビジネスはもちろんのこと、プライベートでも、洋服はコミュニケーションの道具としてお互いの印象に大きな影響を与えているのです。

約3万人の人生を変えてきたパーソナルスタイリスト・霜鳥まき子さんは「幸せ服が1着あれば、必ずお得がついてきます」といいます。書籍『洋服で得する人、損する人』(霜鳥まき子著、大和書房刊)から「幸せ服」とはいったいどんな服なのか、「幸せ服」を手に入れると、どんなお得があるのかについてご紹介します。

1着で10の得がある「幸せ服」とは?

「幸せ服」は、あなたの家のクローゼットの中にあります。

見つける方法は「服を着た自分を見たときに、ワクワクして気持ちが盛り上がるかどうか」だと霜鳥さんはいいます。

霜鳥さんのクライアントには、「幸せ服」を着るようになって以来、周囲から褒められることが多くなった女性がたくさんいます。ある女性は、自信を得たことをきっかけに、憧れていた仕事に必要な資格の勉強に取り組み、転職に成功したそうです。

着るだけで人生が変わっていく。それが「幸せ服」なのです。

「幸せ服」で得する10のいいこと

笑顔に自信が持てる

クローゼットの中にある服を見直す過程で、「私はこれが好きだった」「こういう人間だった」と思い出し、自分のスタンダードを持つことができます。「幸せ服」を見つけた成功体験も後押しとなり、自信が生まれ、自然と笑顔が出るようになっていきます。

身のこなしが美しくなる

「幸せ服」を着ているうちに、「もっとこの服が似合う自分になりたい」と思うようになります。その結果、自然と食べ過ぎないように注意したり、動作の一つひとつを意識したりと、身のこなしが美しい人に近づいていきます。

仕事でも評価が高くなる

気持ちに余裕が生まれるため、相手の言動を柔軟に受け入れやすく、視野も広くなっていきます。積極的に仕事に取り組むようにもなるので、上司の目に「やる気のある人」と映り、仕事の評価が高くなる可能性があります。

「大切な人」として扱われる

自信をもって「幸せ服」を着ているので、どこに行っても堂々とふるまえます。初めての高級ホテルやレストランでも場に合わせた振る舞いができるようになり、「大切なお客様」としてサービスを受けることが増えていきます。

いくつになっても女性の魅力を失わない

40代になると、肌や体型が変化していきます。「幸せ服」は今の自分の魅力を引き出してくれるので、年齢を理由に自分をあきらめることとは無縁。いくつになっても自然体でいられます。

年下女性の憧れの的に

ファッションはコミュニケーションツールでもあると体感しているので、有能さだけではなく、頼りになる包容力も服で表現できるようになります。

人間関係の整理ができる

「幸せ服」を着ていると「私はこういう人だ」と素直に思えるので、本当の気持ちに気づきやすい状態です。マイナスの出来事があってもこじらせる前に感情の整理をすることができ、相手との距離の取り方が上手になります。

無駄な出費がなくなる

「幸せ服」は羅針盤。どんなアイテムが必要かわかるようになるので、方向性もぶれません。買い物の失敗が減り、バーゲンやファミリーセールの時期に合わせて購入計画を立てることも可能。無駄な出費がなくなります。

時間の使い方が上手になる

「幸せ服」を着まわすには、どんなコーディネートにするかをよく考える必要があります。それを繰り返すうちに、準備する段取りが大切だと気がつきます。そして効率よく動くにはどうしたらいいか?という思考力が鍛えられ、時間の使い方が上手になります。

自分のスタイルが確立する

「幸せ服」につきあっていると、自分をきれいに見せてくれる組み合わせやカラー、デザインがわかってきます。その個性を表現するルールが「スタイル」です。スタイルを作り上げた女性は年齢を重ねても魅力的です。

構成/村上いろは

写真/Canva

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