40年愛される富山の隠れ家カフェ&雑貨店がリニューアル【maybe something good】夜も楽しめる多国籍料理店に
富山で約40年愛される家庭料理と輸入雑貨のカフェ「maybe」が、2024年夏にリニューアルしました。
隠れ家のような雰囲気はそのままに、従来のランチ&カフェに加えて夜間の飲食の営業をスタート。メニューも新しくなったということで、早速行ってきました!
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隠れ家カフェがリニューアル
「maybe」あらため「maybe something good」があるのは北陸自動車道の富山インターの近く。
リニューアルに合わせて、入り口にはのれんがかかるようになりました。四角い模様は西アフリカ・ガーナに伝わるアディンクラ記号(アディンクラ・シンボル)のひとつで、卓越したもの、本物、信頼性…などの象徴なんだそう。
多国籍な雰囲気が楽しめる店ならではといった感じで、「なにかいいもの」という店名にもぴったりです。
リニューアルをけん引するのは、店主の田岸登志江さんの息子・穣さんと、妻の雅子さん。
東京・渋谷でアジア料理の店を16年間営んでいた経験を活かし、タイ料理やベトナム料理、シンガポール料理に創作和食など、多国籍な料理をメニューに加えました。
店内は依然とほぼ変わらず落ち着いた雰囲気。
国道41号線のそばだというのに騒がしさはなく、ここだけ外から切り離されたような、ゆったりとした空間で食事を楽しめます。
夜のメニューが充実!お酒も楽しめる多国籍料理
リニューアルの最大のポイントは夜のメニューが充実したこと!
「ぜひお酒と一緒に楽しんでほしいです」と穣さんは胸を張ります。
アルコールメニューには、生ビールやワイン、焼酎、カクテルなどのほか、タイやシンガポールのビールに台湾の紹興酒など珍しいものもラインナップしています。
鶏肉のカシューナッツ炒め 950円
中華料理の定番として知られますが、実はアメリカ発祥とも言われる「鶏肉のカシューナッツ炒め」。
ひと口サイズの鶏肉に甘辛いタレが絡み、カシューナッツのまろやかさもたまりません。
色とりどりの野菜は見た目も鮮やかで、ザクっと食感も心地よく楽しめます。
スパイスが効いた味付けは、ビールが進むおいしさ。
アジア料理と聞いてイメージするような独特の香りはほぼなく、日本人好みの味付けです。
(写真提供:maybe something good)
ソフトドリンクも充実しているほか、麺類やごはん料理もあるので、お酒を飲まない人も安心。食事利用もできます。
スープや麺類などの汁物以外はテイクアウトもOK。家でのんびり楽しむのもいいですね。
(写真提供:maybe something good)
ランチにも新メニューが登場――ほっとする家庭料理のセットはそのまま
リニューアルを機に、ランチメニューも見直したそう。
人気の家庭料理ランチ「maybeセット(おかず7品)」と「naturalセット(おかず5品)」はそのまま残し、さらに日替わりのカレーや麺類、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」などがラインナップに加わりました。
メニューの顔ぶれは変わりましたが、店主・登志江さんの「手作りで、なるべく自然のものを」という想いはそのまま引き継がれていて、料理の材料にも国産のものを使用するなどこだわりが伺えます。
海鮮のフォー 1450円(サラダ・ドリンク付き)
※夜も注文可(単品1200円)
ベトナムを代表する料理「フォー」は、米粉の麺。
ニラやモヤシ、タケノコなどたっぷりの野菜に、エビ、イカ、ホタテが入った海鮮のフォーは見た目も華やかです。
軽い食感の麺にたっぷりの野菜で、サラダのような感覚で食べられます。
鶏ガラのスープはあっさりしているのに奥深い味で、最後の1滴まで飲み干したくなるおいしさ!
お好みでレモンを絞ったり、付属の調味料を加えたりして味変するのも楽しいですよ。
「手作りで、安心できる物を」変わらない想い
ずらっと並ぶ雑貨は、店主・登志江さんがアジア・アフリカ・ヨーロッパ等で買い付けてきたもの。ここはリニューアル後も変わりません。
デートや友人とのおでかけはもちろん、職場の仲間とお酒を楽しんだり、家族みんなで食事をしたり…ますます楽しみ方の幅が広がった「maybe something good」。
異国情緒を感じながらゆったりと過ごせそうです。
記事編集:nan-nan編集部
【maybe something good】
住所 富山県富山市赤田983-2
営業時間 昼 11:30~15:00(L.O. 14:30)
※15:00~カフェ利用のみ
夜 18:00~20:00(L.O. 21:00)
定休日 水・木曜