中日・小笠原慎之介が今季最終登板で有終の美を飾るか、DeNA松本隆之介がプロ初登板で衝撃デビューを果たすか
2回2死まで投げれば規定投球回に到達する小笠原
中日・小笠原慎之介が5日のDeNA戦(バンテリンドーム)に先発する。今季は23試合に登板して5勝11敗、防御率2.99。ここまで141.1回を投げており、2回2死まで投げれば規定投球回に到達する。
9月20日のヤクルト戦後に登録抹消されたため中14日あいたが、今季最後の登板を白星で飾りたい。5日は自主トレを一緒に行った先輩右腕・田島慎二の引退セレモニーが開催されることもあり、気合が入っている。
DeNA戦は3試合で1勝1敗、防御率3.18。7月19日の対戦では佐野恵太と山本祐大に一発を浴びて4回4失点で降板しており、まずは立ち上がりに気をつけたい。
一部では今オフにメジャー挑戦する可能性も報じられている左腕。どこでプレーするにせよ、来季につながる好投が期待される。
二軍で経験積んだ188センチの長身左腕・松本
一方、DeNAは松本隆之介がプロ初登板初先発する。横浜高から2020年ドラフト3位で入団した4年目左腕。ENEOSを経てプロ入りしたチームメイトの度会隆輝とは高校時代の同級生で、188センチの長身から最速150キロを超えるストレートを投げ込む。
今季は二軍で19試合に登板して3勝1敗、防御率3.02。59.2回で52三振を奪っており、奪三振率7.84をマークしている。
ルーキーイヤーの2021年9月22日の二軍戦で初先発し、2死を取っただけで76球を投げて被安打5、与四球8、13失点した苦い思い出がある。一軍の初先発では最高のデビューを飾れるか。22歳のホープに注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
広島・野村祐輔-ヤクルト・山野太一(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-日本ハム・加藤貴之(楽天モバイル)
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記事:SPAIA編集部